今シーズンのUEFA チャンピオンズ・リーグもいよいよクライマックス。今夜から準決勝がスタート。現地時間4月26日にマンチェスター・シティ vs レアル・マドリー、27日にリバプール vs ビジャレアルが開催される。
今回はCL準決勝にまつわる様々なチーム記録を振り返ろう。
※チャンピオンズ・カップ時代は除く
準決勝進出回数 (2021/22シーズンも含む)
1位 レアル・マドリー 15回
2位タイ バルセロナ 12回
バイエルン 12回
4位 チェルシー 8回
5位タイ マンチェスター・ユナイテッド 7回
ユベントス 7回
準決勝進出回数のトップはレアル・マドリー。15回のうち7回決勝に進出。そして、決勝に進出した7回で全て優勝。CL決勝7連勝というとてつもない記録も保持している。
準決勝で勝利した試合数
1位 バイエルン 12試合
2位 レアル・マドリー 11試合
3位 ユベントス 8試合
4位タイ バルセロナ 7試合
マンチェスター・ユナイテッド 7試合
準決勝最多勝利はドイツの絶対王者バイエルン。チャンピオンズ・リーグでは通算3度優勝している。(チャンピオンズ・カップ時代を含めると6度)
🎙️ #Flick: “Die emotionalste Sache war die Champions-League-Phase in Lissabon mit dem Sieg gegen Paris. Die Emotionen im Anschluss, das gesamte Team, wie die Ersatzspieler angefeuert haben – das war überragend. Das wird ein absolutes Highlight in meiner Karriere bleiben.” pic.twitter.com/EdXSdL22oF
— FC Bayern München (@FCBayern) May 21, 2021
連続進出記録と回数
1位 レアル・マドリー 8シーズン
(2010/11シーズン〜2017/18シーズン)
2位 バルセロナ 6シーズン
(2007/08シーズン〜2012/13シーズン)
3位 バイエルン 5シーズン
(2011/12シーズン〜2015/16シーズン)
連続記録はレアル・マドリーの8シーズン。マドリーは2009/10シーズンまで6シーズン連続ラウンド16敗退とCLでは全く結果が残せていなかった。2010/11シーズンにモウリーニョ監督が就任し、3シーズン連続で準決勝進出。この8シーズンのうち、4度もCL王者に輝いている。
準決勝ゴール数
1位タイ レアル・マドリー 36ゴール
バイエルン 36ゴール
3位 ユベントス 30ゴール
4位 バルセロナ 24ゴール
5位 マンチェスター・ユナイテッド 21ゴール
準決勝のゴールランキングトップはレアル・マドリーとバイエルン。どちらもCL準決勝の常連クラブと言えるだろう。マドリーの36ゴールのうち10ゴールはクリスティアーノ・ロナウドが決めている。
準決勝失点数
1位タイ レアル・マドリー 31失点
バイエルン 31失点
バルセロナ 31失点
4位 ユベントス 19失点
5位 チェルシー 17失点
6位 モナコ 16失点
最多失点はマドリー、バイエルン、バルセロナ。このチームは最も準決勝に進出している3つのクラブであり、必然的に試合数が増加する。そのため、失点数が多くなるのは致し方ないと言える。
🔝🏟 ¡Nada supera una noche de Champions en el Bernabéu! #RMUCL pic.twitter.com/BgugqhtlRV
— Real Madrid C.F. (@realmadrid) September 19, 2018
準決勝 最大得点差勝利 (1試合)
◆4点差
バイエルン 4-0 バルセロナ (2012/13シーズン 準決勝 1st leg)
バイエルン 0-4 レアル・マドリー (2013/14シーズン 準決勝 2nd leg)
リバプール 4-0 バルセロナ (2018/19シーズン 準決勝 2nd leg)
この3つの大勝の中で、最も世界を驚かせたのは3つ目のリバプール 4-0 バルセロナだろう。
カンプ・ノウでの1st legではバルセロナが3-0で快勝。リバプールは3点差での敗北かつアウェイゴールを奪えなかった事もあり、多くの人がバルセロナの決勝進出を確信した。さらには2nd legはサラーとフィルミーノが怪我で欠場。リバプールは絶望的な状況だった。
しかし、アンフィールドでの2nd legでリバプールサポーターの大声援を力に変え、4-0で奇跡の大逆転勝利。『アンフィールドの奇跡』として永遠に語り継がれるだろう。
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準決勝 最大得点差勝利 (2試合合計)
◆バイエルン 7-0 バルセロナ (2012/13シーズン 準決勝 1st leg 4-0, 2nd leg 3-0)
ハインケス監督率いるバイエルンはホームのアリアンツ・アレーナで4-0で大勝。アウェイのカンプ・ノウでも全く手を抜かず3-0。ミュラーは2試合合計3ゴール、ロッベンは2ゴールを記録した。
準決勝 最多ゴール (2試合合計)
◆13ゴール
リバプール 7-6 ローマ (2017/18シーズン 準決勝 1st leg 5-2, 2nd leg 2-4)
クロップ監督率いるリバプールはローマとの打ち合いを制し、11シーズンぶりにCL決勝に進出。強力3トップのサラー、マネ、フィルミーノがそれぞれ2ゴールずつ記録。決勝では敗戦し、マドリーが史上初の3連覇を達成。しかし、翌シーズンにCL優勝を果たした。
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リーグ別準決勝出場回数
(チャンピオンズ・カップ時代も含む、2021/22シーズンも含む)
1位 リーガ・エスパニョーラ(スペイン)59回
2位 プレミアリーグ(イングランド)46回
3位 セリエA(イタリア)35回
4位 ブンデスリーガ(ドイツ)34回
5位 リーグ・アン(フランス)17回
6位 エールディヴィジ(オランダ)14回
7位 プリメイラ・リーガ(ポルトガル)11回
リーグ別ランキングのトップはCLで最も優勝しているリーガ・エスパニョーラ。クラブ別の最多記録はレアル・マドリーの31回。クラブ別ランキング2位バイエルンの20回に大差をつけている。プレミアリーグのトップはリバプールとユナイテッドの12回、セリエAのトップはACミランとユベントスの12回となっている。
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