チェルシー

21-22年CL決勝では、レアル・マドリードがリバプールを破り、史上最多となる14度目のビッグイヤーを獲得した。リバプールは歴代2位タイとなる7度目のCL優勝を目指したが一歩及ばす。

今回はCL決勝にまつわるチームの記録を紹介していこう。

※チャンピオンズ・カップ時代は除く

個人記録編はこちら

決勝進出回数ランキング(21-22年シーズンも含む)

1位(8回)
◆レアル・マドリー

2位タイ(6回)
◆ACミラン
◆バイエルン
◆ユベントス

4位タイ(5回)
◆バルセロナ
◆リバプール

7位(4回)
◆マンチェスター・ユナイテッド

歴代トップはレアル・マドリー。21-22年シーズンを含め、8回目のCL決勝進出となる。これまでCL決勝に進出した7回で、全て優勝している。

決勝進出連続記録

◆ACミラン 3回(1992/93, 1993/94, 1994/95シーズン)
◆ユベントス 3回(1995/96, 1996/97, 1997/98シーズン)
◆レアル・マドリー 3回(2015/16, 2016/17, 2017/18シーズン)

3シーズン連続でCL決勝に進出したのはこの3クラブ。ACミランはカペッロ監督、ユベントスはリッピ監督、レアル・マドリーはジダン監督が率いた。名だたる名将達がビッグクラブをCL決勝に導いた。

連覇記録

◆レアル・マドリー 3回(2015/16, 2016/17, 2017/18シーズン)

チャンピオンズ・カップから現行のチャンピオンズ・リーグに変わって以降、連覇を達成したチームはしばらく存在しなかった。ジダン監督率いるレアル・マドリーが2016/17シーズンに史上初の連覇を達成。翌シーズンも優勝し、前人未到CL3連覇を達成し、歴史にその名を刻んだ。

勝利数ランキング

(PK戦を制した優勝も勝利とカウント)

1位(8勝)
◆レアル・マドリー

2位(4勝)
◆バルセロナ

3位タイ(3勝)
◆ACミラン
◆バイエルン

5位(2勝)
◆チェルシー
◆リバプール
◆マンチェスター・ユナイテッド

歴代トップは史上最多のCL優勝記録を保持するレアル・マドリー。マドリーはなんとCL決勝7連勝中。最後にマドリーがCL決勝で敗れたのはチャンピオンズ・カップ時代の1980/81シーズンのリバプール戦だ。

敗戦数ランキング

(PK戦の末、準優勝も敗戦とカウント)

1位(5敗)
◆ユベントス

2位タイ(3敗)
◆バイエルン
◆ACミラン
◆リバプール

4位タイ(2敗)
◆アトレティコ・マドリー
◆マンチェスター・ユナイテッド
◆バレンシア

ユベントスが最多となる5敗。ユーベはなんとCL決勝5連敗中。セリエA 9連覇中には、CL決勝に2度進出。しかし、MSN擁するバルセロナ(2014/15シーズン)と史上初の連覇に挑んだレアル・マドリー(2016/17シーズン)に敗戦した。

歴代ゴールランキング

1位(19ゴール)
◆レアル・マドリー

2位(10ゴール)
◆バルセロナ

3位(9ゴール)
◆ACミラン

4位(7ゴール)
◆リバプール

5位(6ゴール)
◆バイエルン

6位タイ(4ゴール)
◆ドルトムント
◆ユベントス 
◆マンチェスター・ユナイテッド

歴代トップはレアル・マドリー。CL決勝の1試合平均ゴール数は2.57。クリスティアーノ・ロナウド、ベイル、セルヒオ・ラモス、ラウール・ゴンザレスなど多くのビッグマッチプレイヤーがマドリーのCL優勝に繋がるゴールを決めてきた。

歴代失点数ランキング

1位(12失点)
◆ユベントス

2位(9失点)
◆リバプール

3位タイ(7失点)
◆バルセロナ
◆バイエルン
◆マンチェスター・ユナイテッド

6位(6失点)
◆ACミラン

7位タイ(5失点)
◆アトレティコ・マドリー
◆レアル・マドリー

歴代トップはユベントス。堅守のユーベだが、CL決勝の1試合平均失点数は2.4。2016/17シーズンは準決勝までの12試合で僅か3失点。しかし、決勝で史上初の連覇を達成したマドリーに4失点を喫し、敗北した。

最多得点差試合

4点差
◆ACミラン 4-0 バルセロナ(1993/94シーズン)

カペッロ監督率いる堅守のACミランとクライフ監督率いる攻撃的なバルセロナが対戦。対照的なチーム同士のファイナルとなった。当時、ミランの守備の要であるバレージとコスタクルタが出場停止で、守備が不安視されていたが、結果は4-0。ACミランがバルサを圧倒した。

最多得点試合

合計6点
◆リバプール 3-3 ACミラン(2004/05シーズン)

CL決勝 史上最高の試合の一つと言えるだろう。前半終了時点で、ACミランが3ゴールリード。

しかし、後半にリバプールが3ゴールを決め、同点に追いついた。PK戦の末、リバプールが3-2で勝利し、ビッグイヤーを獲得した。イスタンブールの奇跡として今後も語り継がれるだろう。