バルセロナ

チャンピオンズリーグ準々決勝の1stlegが行われ、イングランド王者とドイツ王者の一戦となったマンチェスターC-バイエルン戦では、シティがホームでバイエルンに3-0の大勝を収めた。

バイエルンとしては逆転突破に向け、2ndlegで少なくとも3点差の勝利が必要となる。

ホーム・ブースバルアレーナといえど、マンチェスターC相手にこの状況は非常に厳しくなるだろう。

しかし、何かが起こるのがチャンピオンズリーグである。過去に何度も大逆転劇が繰り広げられてきた。リバプールがアンフィールドでバルセロナ相手に1stlegの大敗から立ち直り、大逆転を成功させたことは記憶に新しい。

今回は過去10シーズン以内で1stlegで3点差以上で敗れながら2ndlegで逆転した例を紹介する。

18-19年準決勝 リバプール対バルセロナ 

1stleg3-0
2ndleg4-0

クロップ監督率いるリバプールとバルベルデ監督が率いていたバルセロナがCL準々決勝で対戦。1stlegではバルセロナがスアレスのゴールとメッシの2ゴールで完勝。デンベレが終了間際に決定機を外すなどしたが、カンプ・ノウのサポーターのほとんどが決勝進出を確信する勝利となった。

しかしアンフィールドでの2ndlegではリバプールが逆転に向け試合開始からハイプレスを敢行。それが功を奏し、7分に先制に成功。アンフィールドの雰囲気が一気に最高潮となった。

前半は1得点に終わったものの、54分、56分にワイナルドゥムが得点し、イーブンに。すると、リバプールは79分にコーナーキックからバルセロナの隙を突き、勝ち越しに成功。2戦合計で4-3となり、リバプールが逆転で決勝進出を果たした。