マンチェスター・シティを中心に全世界でクラブ間の連携を展開するシティ・フットボール・グループは、イタリアのパレルモFCを買収することで最終合意に至った。
ガゼッタ・デッロ・スポルト紙が報じたこの契約が正式にまとめられれば、シティ・フットボール・グループにとって初のイタリアクラブ買収となり、さらに、所有または出資で11のクラブを所有することとなる。両者による売買の確認は、数日中に行われる予定。
また、同紙によると、パレルモの現オーナーであるダリオ・ミッリ氏が、クラブの少数株主として残る可能性があるとのこと。クラブが倒産し、4部リーグに降格した19-20年から同実業家が経営権を握ったのである。そのわずか2シーズン前の16-17年には、セリエAで戦っていた。
今年の4月にはオランダのクラブ「NACブレダ」の買収を試みていたが、最終的にクラブ側の反対により合意には至らなかった。また、地元メディアによると、新ブラジルリーグへの参加を希望しているアトレチコ・ミネイロも視野に入れているという。
現時点でシティ・フットボール・グループの一員になっているクラブは以下の通り。
マンチェスター・シティ
ニューヨーク・シティ(米国)
メルボルン・シティ(豪州)
ジローナ(スペイン)
トロワ(フランス)
横浜Fマリノス(日本)
モンテビデオ・シティ・トルク(ウルグアイ)
ムンバイ・シティ(インド)
ロンメルSK(ベルギー)
クルブ・ボリバル(ボリビア)
四川九牛足球倶楽部(中国)
パレルモFC(イタリア)