2022年4月25日のワールドカップ予選プレーオフで北マケドニアに敗れた後、イタリア代表からの引退を表明していたキエッリーニがイタリア代表としての最後の試合を迎える。
イタリア代表での最後の試合となるのは日本時間6月2日早朝のアルゼンチン代表戦。
コパアメリカ2021を制し、南米王者に輝いたアルゼンチン代表とEURO2020を制し、欧州王者に輝いたイタリア代表がウェンブリーで激突する。
今回はイタリア代表として最後の試合を迎えるキエッリーニのキャリアを振り返る。
1984年生まれのキエッリーニは12歳の時に地元のクラブリヴォルノの下部組織に入団するとサイドバックとして頭角を現し、クラブのセリエA昇格に貢献。その後ユベントスに引き抜かれるとフィオレンティーナへのレンタル移籍で経験をつみ、2005年からユベントスでプレー。
Giorgio Chiellini, #Fiorentina yılları. #TDEskiler pic.twitter.com/XUO4LmmFM6
— Tribun Dergi (@tribundergi) July 17, 2019
怪我人の兼ね合いによりセンターバックでの出場する機会が増える。その後は主にセンターバックとしてプレー。ユベントスの11−12シーズンからのリーグ戦9連覇に大きく貢献した。
Ⓒキャプテン #Stron9er 🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆🏆
— JuventusFC (@juventusfcjp) July 28, 2020
9連覇の間すべてのスクデットを獲得した選手は @chiellini だけ!👏👏👏 pic.twitter.com/8s9pZ7HZDQ
2004年にイタリア代表としてデビューしたキエッリーニは18年間イタリア代表としてプレー。2006年のW杯優勝メンバーに名を連ねることはなかったものの、2010、2014W杯に出場。2012年にはEUROで決勝に進出するも決勝でスペインに敗れた。
Giorgio Chiellini captained Italy for the first time nine years ago 🤯
— GOAL (@goal) November 14, 2021
Nine years later, he’s named defender of the tournament as Italy win EURO 2020 🏆
𝗟𝗶𝗸𝗲 𝗮 𝗳𝗶𝗻𝗲 𝘄𝗶𝗻𝗲 🍷 pic.twitter.com/XVOev5XKOW
キエッリーニとって代表キャリア最大のタイトルは2021年のEURO優勝だろう。キエッリーニがキャプテンを務めたイタリア代表は決勝トーナメントでオーストリア、ベルギー、スペインを破り決勝でイングランドと対戦した。
開始早々にルーク・ショーに先制ゴールを許すもイタリア代表はボヌッチのゴールで同点に追いついた。試合はそのまま120分が経過し、PK戦に。イタリアはベロッティがストップされるもドンナルンマが3人連続でストップし、イタリアが優勝を果たした。
キエッリーニにとってイタリア代表での最初のタイトル獲得となった。
Italy are the Laureus World Team of the Year after winning Euro 2020 🏆 pic.twitter.com/0JuuFFDTbu
— B/R Football (@brfootball) April 24, 2022
残念ながら2022W杯は予選敗退となってしまい、イタリア代表としてW杯で活躍するキエッリーニを見ることはできないが、明日のアルゼンチン戦ではイタリア代表としては対戦経験のないメッシとの最初で最後の対戦となるのだろうか。
キックオフは日本時間6月2日午前3:45
#Finalissima Italia-Argentina, a #Wembley (forse) l’ultimo incrocio tra #Chiellini e #Messi: https://t.co/cSpUeKq17n pic.twitter.com/Z9AtYNDbpj
— IlSole24ORE (@sole24ore) June 1, 2022
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