アトレティコ・マドリードの新しいメインスポンサーでもある香港の暗号通貨取引プラットフォームWhaleFinは、新たにチェルシーFCのユニフォームの袖スポンサーになる。イングランドのスカイニュースではこの契約額は2300万ユーロ(約30億8400万円)とされているが、チェルシーは契約期間や金額を公表していない。
仮想通貨企業グループのAmber Groupが所有するWhaleFin社は、Hyundaiから引き継ぎ、男女両方のファーストチームの袖にロゴを記載する。またチェルシー初のデジタルアセットパートナーともなる。
このニュースが飛び込んできたのはNBAのロサンゼルス・レイカーズやMLBのロサンゼルス・ドジャースの株主であるトッド・ベーリーが率いるアメリカの投資グループが登場し、クラブの所有者が変わった数日後のことだ。
クラブ買収額は25億ポンド(約3933億円)で成立し、新オーナーは加えてクラブに17億5000万ポンド(約2753億1000万円)の資金を注入することを約束している。
その他チェルシーのスポンサー
スポンサーシップのトップは通信事業者のThreeだが、クラブのウェブサイトにはThreeのロゴが表示されなくなった。ロシアのウクライナ侵攻を理由に英国政府がロマン・アブラモビッチ氏にクラブを売りに出すことを強要したため、同社は契約の中断を求めた。
他にもテクニカルパートナーのナイキ、トレーニングキットのスポンサーであるトリバゴも第一陣のパートナーとして名を連ねている。
WhaleFinは、すでにEAスポーツ、ウブロ、主に乳製品を扱う食品会社キャドバリー、ビールを手掛けるシンハー、保険会社のバイタリティ、ヨコハマタイヤなどが参加しているスポンサーの第2陣として参加することになる。
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