スポンサーシップの価値を評価するプラットフォーム「Turnstile」によると、チェルシーの次のユニフォームスポンサー契約は、年間4340万ポンドもの価値がある可能性があるという。
事の発端は退任したオーナー、ロマン・アブラモビッチ氏とロシア大統領ウラジミール・プーチン氏との密接な関係をめぐって、英国の通信会社Threeがクラブとの契約を停止するよう求めたため。クラブは現在新しいユニフォームパートナーを探し求めているところである。
本来ならThree社との2020/21シーズンに先駆けて結ばれたこの契約は、2023年夏に期限切れとなり、年間約4000万ポンドの価値があると報じられている。
このスポンサー価値はTurnstile社のソフトウェア・プラットフォームを使って算出し、チェルシーのメインスポンサー契約の「市場価値」を実証した。
この契約における価値は、知的財産権(IP)だけでなく、ホスピタリティ、ソーシャルメディア、アパレル、広告看板、メディア背景などにおけるブランド露出などの恩恵の累積価値に基づいて算出された。
Turnstile社は、チェルシーの知的財産権の利用は、潜在的なスポンサー獲得にとって1880万ポンドの価値があり、ユニフォームでの露出は2220万ポンド、利益が230万ポンドで、合計4340万ポンドの価値になると推定している。