チェルシーが南米のスター候補との契約を発表した。契約を結んだのは先月16歳となったばかりのエクアドル人ケンドリー・パエス。
今回の契約により、18歳の誕生日を迎えたタイミングでチェルシーに移籍することになる。つまり2025年の夏にチェルシーに加入することになる予定だ。
中盤でもウイングでもプレーできるパエスは、15歳でインデペンディエンテ・デル・バジェでデビュー。トップチームで最年少デビューを果たした選手であり、最年少ゴールスコアラーでもある。
彼はまた、先月の強豪コリンチャンス戦に途中出場し、2-1の勝利に貢献した。この試合でコパ・リベルタドーレス初出場となった。
パエスは国際レベルでも輝きを放ち、U20ワールドカップではエクアドル代表として1ゴール3アシストを記録した。
さらに、U17のコパ・アメリカでも活躍し、キャプテンを務めながら2ゴール6アシストを記録し、昨年のネクスト・ジェネレーション・トロフィー(世界中のクラブが参加するユーストーナメント)では最優秀選手にも選ばれた。
パエスの契約は、トッド・ボーリーとベハダ・エグバリ率いるチェルシーの経営陣が昨夏の買収以来、移籍市場で巨額の支出を続けてきたことを継続するもので。チェルシーは過去2回の移籍期間で6億ポンド以上の費用をかけて19人の選手と契約したが、それでもプレミアリーグでは12位に低迷し、昨シーズンはトロフィーを掲げることができなかった。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、現在チームを整理しようとしているため、チェルシーは今後数カ月間、また多忙な時期を迎えることが予想されている。
(By ALLSTARS CLUB編集部)