今週行われたチャンピオンズリーグラウンド16、ユベントスVSビジャレアルの2nd legでユベントスが負けたことによって21-22シーズンのセリエ勢は全滅した。
これで残っているリーグ勢はプレミア3、ラ・リーガ3、プリメイラ(ポルトガル)1、ブンデス1となった。ユベントス、インテル、LOSCリールがプレミア勢に負けたことでセリエAとリーグ1はCLから撤退することとなった。
カルチョ・エ・フィナンツァによると21-22のチャンピオンズリーグでセリエA勢はトータルで2億2400万ユーロの報酬額を得た。この額が一番大きかったのはユベントス、次いで先週リバプールに惜敗したインテル、3位と4位はそれぞれグループリーグで敗退したミランとアタランタとなっている。
尚、直近で取得可能なUEFAの公式データ(19-20)では、セリエA勢のトータルは2億4800万ユーロだったため今年のトータル報酬額は下がっていることがわかる。
各クラブの報酬額
ユベントスはこの中では一番CLで報酬を得たクラブとなっている。トータルで7871万ユーロだったが、一番大きかった項目は過去10年のCL成績ランキングボーナスによって得られた3070万ユーロ。因みにインテルは1590万ユーロと、半分ほどしか得ていない。
ただ、昨シーズンセリエAでインテルは優勝、ユベントスは4位だったため、マーケットプール(テレビ市場に基づく分配金)に関しては、インテルの方が上回っている。
ミランに関しては低迷時期があったもののCL成績ランキングボーナスでアタランタよりも大きく収入を得ている。結果としてミランの方が収入は多くなっているように見えるが、アタランタはCLからELに移ったことでまた別のコンペティションでの報酬があるためどうなるか分からない。
ましてや今週のEL、アタランタはベスト8を決める試合でレバークーゼンに0-1で勝利しているため欧州大会のトータル報酬は更に増える見込み。
ユベントス
・参加賞 1564万ユーロ
・過去10年のCL成績ランキングボーナス 3070万ユーロ
・マーケットプール 770万ユーロ
・グループステージの結果によるボーナス 1507万ユーロ
・ラウンド16ボーナス 960万ユーロ
トータル:7871万ユーロ
インテル
・参加賞 1564万ユーロ
・過去10年のCL成績ランキングボーナス 1590万ユーロ
・マーケットプール 1370万ユーロ
・グループステージの結果によるボーナス 997万ユーロ
・ラウンド16ボーナス 960万ユーロ
トータル:6481万ユーロ
ミラン
・参加賞 1564万ユーロ
・過去10年のCL成績ランキングボーナス 1710万ユーロ
・マーケットプール 1030万ユーロ
・グループステージの結果によるボーナス 394万ユーロ
・ラウンド16ボーナス ×
トータル:4698万ユーロ
アタランタ
・参加賞 1564万ユーロ
・過去10年のCL成績ランキングボーナス 450万ユーロ
・マーケットプール 830万ユーロ
・グループステージの結果によるボーナス 580万ユーロ
・ラウンド16ボーナス ×
トータル:3424万ユーロ
関連記事