日本時間早朝4時にキックオフされたチャンピオンズリーグ準決勝1stleg、マンチェスターシティvsレアルマドリード。エティハドスタジアムで行われたこの対戦はホームのシティに軍配が上がった。

4-3と激しい打ち合いを制したシティは2ndlegでレアルマドリードの聖地ベルナベウに乗り込む。ベルナベウはこれまで数々の逆転劇を経験してきているが、シティはこのスタジアムでアドバンテージを維持したまま決勝へと進めるだろうか。

今回は最もレベルが高いと言っても過言ではないこの2チーム両方に所属していた選手を紹介する。

1. ニコラ・アネルカ


1999-2000シーズン、マドリードで31試合に出場し、7ゴールを記録した。その後はパリ・サンジェルマンとリバプールを経て、2002年にシティに加入し、3年間シティでプレー。103試合に出場して45ゴールという素晴らしい成績を収めた。

2005年、トルコの強豪フェネルバフチェに移籍したが、その後はチェルシー、ユベントス、ウェストブロムなどでプレーしていた。

2. ロビーニョ


おそらくこのリストの中で最も有名な選手であろうロビーニョは、2008年の移籍シーズン最終日にレアルからシティに移籍し、世界中のファンに衝撃を与えた。シティは当時、UAEのオーナーに買収され、サッカー界を震撼させた。

マドリードとブラジル代表でトップクラスの成績を収めていたストライカー、ロビーニョはシティでの最初のシーズンは15ゴールを挙げるなど安定した成績を収めた。

しかし、2年目は12試合に出場してわずか1ゴールと振るわず、母国サントスへの短期レンタル期間を経て、ACミランへの期限付き移籍を余儀なくされた。

3. エマニュエル・アデバヨール


2009年、プレミアリーグのライバルであるアーセナルからシティに移籍したエマニュエル・アデバヨールは、マンチェスターでの生活で早くからシティファンたちの人気を集めていた。

きっかけは、移籍後初めて古巣アーセナルと対戦したときだろう。アデバヨールはゴールを決めただけでなく、わざわざエティハドのアウェイスタンドまで駆けつけてアーセナルサポーターを煽るかのようにゴールセレブレーションをした。(気になる方は下の動画から見られます)

2011年1月、シティではエディン・ジェコが加入、ストライカーの序列が下がっていたということもありアデバヨールはシティからレアル・マドリードにレンタル移籍した。その翌年にはトッテナムに完全移籍した。アデバヨールはシティでプレーしている間、45試合に出場し19ゴールを記録している。

4. ダニーロ


2015年、2度のプリメイラ・リーガ優勝を経験した後にポルトからレアル・マドリードに移籍した右サイドバックのダニーロは、レアル時代では期待通りのプレーができなかったことやカルバハルの台頭もあり2017年にシティへ。

シティでの主な役割はカイル・ウォーカーのバックアップだった。主力として活躍できなかったダニーロは2019年にカンセロとトレードでユベントスに渡る。

ユベントスでは右サイドバックに加え、ボヌッチ、キエッリーニ、デリフト、ルガーニの代わりでセンターバックとしてもプレーできるなど、ユーティリティ性が重視され必要な存在となっている。

5. ブラヒム・ディアス


当時、現在もシティで活躍するフィル・フォーデンとユナイテッドの攻撃を牽引しているジェイドン・サンチョと並んで評価されていたブラヒム・ディアス。

2016年、16歳の時シティでトップチームデビューを果たすも戦力が潤っているシティでなかなかの出場機会が恵まれず2019年にレアルに移籍。

レアルでも思ったように活躍できなかったブラヒムは、2020年の9月にACミランに渡った。当時ミランから直接お隣クラブのインテルに移籍したチャルハノールの後釜として前半戦はクラブに大きく貢献。しかしシーズン後半戦はフィジカル面が重視されるセリエのディフェンスに悩まされ思ったようにプレーできていない。

ブラヒム・ディアスはALLSTARS CLUBでも独占インタビューをしてますので興味がある方はこちらから下の関連動画からどうぞ。

その他


それ以外にもスティーブ・マクマナマン、ハビ・ガルシア、アルバロ・ネグレド、ホセ・アンヘル・ポソといった選手が両クラブに所属していた。

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