リーグ1は欧州5大リーグと言われるものの、一つのコンペティションとしては、他のリーグに比べて競争が激しいとは言えない。リーグ1は、セリエAやブンデスリーガのようにユベントスやバイエルンが何連続もリーグ優勝を果たすといったことはないが、それでも現在においてはメッシ、ネイマール、ムバッペといったスーパースターを揃えているパリ・サンジェルマンが一番脚光を浴びているだろう。
今朝、CLラウンド16でLOSCリールVSチェルシー戦が行われたが、リールは0-2で負けたことで厳しい状況に置かれている。そんなリールは前シーズン、パリSGを退けてリーグ1のチャンピオンになっている。今回はリールに所属していた選手を5名紹介しよう。
1エデン・アザール(リール→チェルシー→レアル・マドリード)
チェルシーで大ブレイクしたアザールはチェルシーに移籍する前はリールに在籍していた。在籍していた最後の11-12シーズンではリーグ1に30試合出場して20G18Aを記録している。
2 バンジャマン・パヴァール(リール→シュツットガルト→バイエルン・ミュンヘン)
ロシアW杯のフランス対アルゼンチン戦で鮮やかなスーパーボレーを決めたのは、記憶に残っている方も多いだろう。そんなパヴァールはリールの下部組織出身だ。ただし才能が開花したのはドイツのシュツットガルトだろう。シュツットガルト入団時は300万ユーロだったのがバイエルン・ミュンヘンに移籍した時の市場価値は3000万ユーロに。
3 ニコラ・ペペ(リール→アーセナル)
アーセナル史上最高金額(7200万ポンド=94億円)で移籍したペペは、リールでの最後のシーズンで22ゴール11アシストを記録している。しかしながら、アーセナルは2019年から入団して3シーズン目でなかなか結果を残せていない彼に見切りをつけてアーセナルは別の選手と入れ替えるかもしれない。
4 ヴィクター・オシムヘン (リール→ナポリ)
昨日の早朝に行われたカリアリ戦では同点弾を決めてチームを救ったナポリの絶対的エース、オシムヘンは2020年の夏にナポリに完全移籍した。ここ数年で市場価値を大きく伸ばしている選手で最も勢いのあるストライカーの内の一人と言えるだろう。
5 ラファエル・レオン(リール→ミラン)
現在22歳のラファエルレオンは2019-2020シーズンにリールからミランに移籍した。移籍後はなかなか結果が出ず、今シーズン前には移籍が噂されていたが、チームに留まり才能を開花させた。市場価値も急上昇しており、現在アーセナルを筆頭にプレミアリーグの数クラブから注目されている。