チェルシー

日本時間、4月7日の早朝4時からチェルシーのホーム、「スタンフォードブリッジ」でチェルシーvsレアルマドリードのチャンピオンズリーグ準々決勝1stlegが行われる。四つの対戦カードでも一番注目が集まる試合なのではないだろうか。

今回はそんなチェルシーとマドリードの両チームに所属したことのある選手をご紹介。

1. ティボー・クルトワ


マドリードの守護神クルトワ。チェルシーから移籍する際に誤解を招くような発言をしたことで一部のチェルシーサポーターから怒りを買ってしまったことで有名だ。

2011年にチェルシーに移籍してすぐアトレティコマドリードに2014年までローンされていた。そしてローンバックされてからはチェルシーで2018年まで活躍していた。

チェルシー在籍時にはプレミアリーグで2回優勝に導く。そしてよりによってアトレティコの宿敵レアルマドリードに移籍を果たした。悪名高いが、故に彼の古巣との対戦がより一層魅力的になるのは事実。チェルシーファンが集うスタンドの前で好セーブを連発、あるいはゴールを決められてもいずれにせよ見ものになるだろう。

2. マテオ・コバチッチ


クルトワの完全移籍のトレード対象として当時レアルに在籍していたコバチッチがローン移籍でチェルシーにやってきた。マドリード在籍時は絶対的なスタメンだったモドリッチとクロースがいたため、彼が納得するほどの出場機会を得られなかった。

そんな中でより多くの出場機会を求めチェルシーへ。1年目から32試合に出場することができ、すぐにプレミアリーグにフィットする。現在ではチェルシーの中心人物で欠かせない存在となっている。

3.アリエン・ロッベン


あまりにも速すぎて自転車や原付と比較されるロッベン。ドリブルをしているときも普通に走っているときもスピードが変わらないぐらい速い。バイエルンミュンヘンとしての印象がとても強いが、バイエルンに在籍する前はチェルシーとマドリードに2年と3年在籍していた。

チェルシー時代では4-3-3のLWGをメインとしており、当時は若いということもあり、より一層驚異的なスピードを誇っていた。

レアルマドリードに移籍してから右サイドでプレーすることが多くなったため、彼の代名詞でもあるカットインがより脚光を浴びてくるようになった。しかし当時レアルはロナウド、カカといったスターを連れてきたためロッベンは売却対象に。

4.エデン・アザール

最近でチェルシーとマドリードと言えばどういう意味であれアザールが頭に入ってくる人が多いだろう。

LOSCリールから頭角を表したアザールは2012年にチェルシーに移籍し初年度から13得点を記録する。チェルシーからマドリードに移籍するまでに110得点を決めるなど、チームの絶対的エースを担っていた。

その流れでマドリードに移籍したものの、見違えるほど結果を残せず、現在に至る。しかし前回の0-4で負けたクラシコでは「コンディションが良好なだけに出場できなかったのが残念だった」と言っていたようだ。

5.リカルド・カルバーリョ


アブラモビッチ体制の初期のチェルシーを代表するCB。チェルシーに入団する前はポルトでジョゼ・モウリーニョと共にCL制覇と最優秀DF賞を達成している。その後、モウリーニョと共にアブラモビッチ体制チェルシーのプレミアリーグ初2連覇を成し遂げた。

2010年、レアルマドリードに移ってからはヴァランやラモスが台頭してくるまで彼が前任者を務めていた。


その他、両クラブに在籍していた
所属選手

マルコス・アロンソ、アネルカ、エッシェン、マタ、モラタ、イグアイン、エトー

監督選手

ヒディンク、モウリーニョ、アンチェロッティ、ベニテス

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