バーンリー(1位)とシェフィールド・ユナイテッド(2位)がプレミアリーグへの自動昇格を決めた今シーズンのチャンピオンシップ。
昇格への残り1枠をかけ、3位から6位までの4チームが昇格プレーオフを戦っている。昇格プレーオフは既に決勝進出クラブが決定し、リーグ戦3位のルートン・タウンがサンダーランドを、リーグ戦5位だったコベントリー・シティがミドルズブラをそれぞれ破り、決勝に進出した。
ルートン・タウンとコベントリー・シティのプレーオフ決勝は現地時間5月27日にウェンブリーで行われる。
2018年、ルートン・タウンとコベントリー・シティはともにイングランド4部リーグに所属していたが、今季は両者目覚ましい成績を残し、プレミアリーグ昇格まであと一歩のところまで来た。
ルートン・タウンが最後に1部リーグに所属したのはプレミアリーグに改名される直前の1992年で、そのシーズンに降格となって以来の1部リーグ(プレミアリーグ)昇格を目指す。一方のコベントリー・シティは昇格となれば2001年以来のプレミアリーグとなる。
プレミアリーグ昇格は経済面でのメリットも非常に大きい。放映権料やスポンサーシップの増加が見込まれ、たとえ1年で降格したとしても、「パラシュート・ペイメント」という救済措置が適用され、そのメリットは金額にすると、3シーズンで約2億1000万ドルの価値があると推定されている。
果たして来季のプレミアリーグの最後の椅子をつかむのはどちらのクラブだろうか。
(By ALLSTARS CLUB編集部)