ブラジル最大のテレビ放送局Globoは、ブラジルサッカー連盟(CBF)と女子サッカーに特化した新しい放映権契約に合意した。
この契約により、有料放送のSporTVは、2022年から2024年の3シーズンにわたり、女子クラブ最高峰の大会であるカンピオナート・ブラジレイロ・ジ・フチボウ・フェミニーノの主要放映権所有者となる。
SporTVは、1シーズン最大40試合を生中継し、予選ラウンドでは1ラウンドあたり2試合の独占放送に加え、準々決勝2試合、準決勝・決勝の全試合を放送する。2023年からは、大会の締めくくりとなるベストシーン集動画も放映される予定。
また、今後3シーズン、ブラジル・スーパーコパ・ジ・フチボウ・フェミニーノの独占放映権も契約に含まれている。8クラブが参加するこの大会は、決勝戦を含め、SporTVで7試合、TV Globoで4試合フル放送される。
Globoは、2023年にオーストラリアとニュージーランドで開催されるFIFA女子ワールドカップに向けた女子代表チームの親善試合もすべて放映する権利を獲得しており、2月16日のオランダ戦を皮切りに、最大12試合を放送する予定。
女子サッカーに加えてGloboは、2月20日に行われるアトレティコMG対フラメンゴの今年の男子スーペルコパの独占放映権も獲得した。ブラジルサッカー協会は、Globoが今後3年間、男子U-17とU-20サッカーの「主要大会」も放送すると発表している。