ブンデスリーガのフライブルクは、自動車販売会社のCazoo社とスポンサー契約を結んだ最新のクラブとなった。

同クラブとCazoo社の複数年契約は、乳加工分野で活躍するドイツのグループ企業『シュヴァルツヴァルトミルヒ』との現在のユニフォームスポンサー契約満了に伴い、2022/2023シーズンから開始される。

Cazoo社は、男子のトップチームとBチームのメインスポンサーに加え、女子チームのスポンサー、さらにはユース部門全体の共同スポンサーを務めることになる。また、この契約により、Cazoo社は、同クラブのホームゲームにおける広範な広告宣伝権を獲得した。

一方、2016年にユニフォームスポンサーとなったシュヴァルツヴァルトミルヒは、フライブルクの「独占パートナー」として来季以降も関与していくそうだ。

このように、Cazooはヨーロッパ全域での展開を続けている。現在、プレミアリーグでは、今シーズン限りで契約が切れるエヴァートンとアストン・ヴィラのスポンサーを務めており、スペインでは、レアル・ソシエダとバレンシアのスポンサーを務めている。来シーズンからは、フランスのマルセイユのユニフォームスポンサーとなる予定。

また、イングリッシュ・フットボールリーグのスポンサーでもある。サッカー以外ではイングランド・ウェールズ・クリケット協会(ECB)競技会「The Hundred」、ラグビーのウェールズ代表チームのユニフォームスポンサー、「ラグビーリーグ・ワールドカップ2021」のタイトルスポンサー、プロフェッショナル・ダーツ・コーポレーション(PDC)とのパートナーシップ、PDCワールドチャンピオンシップなどのタイトル権獲得など、幅広く契約を交わしている。

関連記事