プレミアリーグではニューカッスルを含む3クラブ、ラ・リーガではセビージャを含む2クラブを担当するなど近年テクニカルスポンサーとして急成長を見せる英国企業「カストーレ」。
ラ・リーガでは、アディダスやナイキに次いで3番目に多くのユニフォームを担当している。23-24年からはセビージャとアルメリアに加えてアスレティック・ビルバオも担当することになっており、その勢いは他を寄せ付けない。
さて、そんなカストーレだが、この度HSBC、BNPパリバ、シリコンバレー銀行で形成された銀行コンソーシアムを通じて、5000万ポンドの資金調達を行なった。今回の資金調達は、3月に行なった2500万ポンドのリボ払いを補完するもの。このオペレーションにより、企業の評価額は7億5000万ポンドとなった。
カストーレの共同設立者であるトム・ビーホン氏は、「この資金調達により、当社の成長をさらに加速させ、国際展開することができます」と述べている。
また、国際展開の計画には「中東や日本などの極東のスポーツクラブにこのモデルを持ち込む機会もある」と語っている。
ビーホン氏によると、オンライン販売を中心に2023年には売上高2億ポンドを見込んでいるとのこと。