本拠地をリバプールに置くイギリスの企業「カストーレ」は、プレミアリーグのアストンビラにユニフォームを提供する契約を結んだと発表した。
同社は、クラブの男子チームのみならず、女子、ユースチームのユニフォームも提供する。この契約には、試合用ユニフォームの他にトレーニングウェアが含まれる。お披露目は、7月に行われるプレシーズンツアーの予定だ。
カストーレとの契約条件は明らかにされていないが、アストンビラがこれまで契約していたカッパとは、300万ポンドであった。
アストンヴィラのコマーシャル・ディレクターであるニコラ・イベットソン氏は、「この4シーズンで、ユニフォームの売り上げは4倍になり、ファンはクラブとの絆を取り戻しました。また、カストーレは、クラブの商業戦略や継続的な成長への目標に合致しています」と語った。
カストーレは20-21シーズン、レンジャーズFCのテクニカルスポンサーとしてサッカー界でデビューした。現在、プレミアリーグのニューカッスルとウォルバーハンプトンのスポンサーにもなっている。
また、カストーレがナイキに代わってセビージャと4シーズンの契約を結んだことも発表されている。セビージャの街をモチーフにしたウェアであり、男子、女子、ユースチームで試合用とトレーニング用のユニフォームを提供する。
レバークーゼンとの契約も発表されており、今後、欧州各クラブチームとのスポンサー契約も発表していく予定だという。
さらに、サッカー以外には、ラグビーやテニス、F1などのスポーツ分野にも進出しており、テニス選手のアンディ・マレーやマクラーレン・レーシングのスポンサーでもある。