FCバルセロナは、スポティファイ・カンプ・ノウの工事開始を前倒しする。クラブは、今年11月から12月にかけて開催されるカタールW杯に合わせて、前倒しで9月1日から工事に着工すると発表した。
まず手が付けられる場所には、南側ゴールの3階席の半分などが含まれる。前倒しされる理由は、大規模プロジェクトの時間短縮と、カタールW杯によるラ・リーガの中断を活用するためだ。南側ゴールから作業を開始する理由は、そこに主要な通信ツールやシステムが配置されるから。
この一部の改修工事の完了期限は最大で12月31日であり、スタジアムは3ヶ月間工事中ということになる。このプロジェクトの入札は今後数週間のうちに行われ、契約金額は460万ユーロとなる予定だ。
シーズンチケットの保有者への影響
この工事により、約3180人の会員が影響を受けると予想され、クラブはすでに解決策を提示するための活動を開始している。シーズンチケット保有者は、スタジアム内の他の場所を利用するか、シーズンチケットの支払いを一時停止することができるという。
また、6つのVIPボックスと、アウェイファンの応援席にも影響が出る。
9月1日からの改修は、22-23年シーズン中の最も重要な改修になるが、クラブはすでにスタジアム内の小さなアクション、例えばスタジアム外装とその周辺の近代化を目的とした取り組みに着手している。現時点で、バルセロナがカンプノウを完全に使えるようになるのは26-27年シーズンからで予定されている。