2023年1月から大きな盛り上がりを見せる「キングス・リーグ」。
キングス・リーグとは、元サッカー選手のジェラール・ピケ、セルヒオ・アグエロ、イケル・カシージャス、そして大人気ストリーマーのイバイ・ジャノスなどが主催する7人制サッカー大会である。
毎週日曜日に20分ハーフで行われ、試合はリーグの公式Twitchチャンネルや各チームのチャンネルで配信され、最大80万人もの視聴者が観戦した試合もあった。
直近で最も盛り上がりを見せたのは、セルヒオ・アグエロが選手として出場した試合だろう。
同大会には「12人目の選手」という制度があり、現役プロや元プロなど好きな人物を1試合限定で連れてくることができるのだが、アグエロのチームはアグエロ自身が登場することとなった。
前日に中身が誰か分からないピエロの恰好で「12人目の選手」の存在を明かし、キックオフ前にピエロの顔を剥ぎ取って姿を現した。一部報道によると、その瞬間130万人もの視聴者がTwitchを通して見ていたという。
このように、通常のサッカーとは異なるルールやシステムで多くのファンを集めているキングス・リーグだが、先日チェアマンのピケがある重大な決定をほのめかした。
それは、キングス・リーグの決勝をカンプノウで行うかもしれないというものだ。直接発言したわけではないが、「思い出の場所であり、さらに、キングスリーグ全チームのファンが集う場所でもある」とピケがアグエロに対して発した言葉から界隈ではそのように推測されている。
18日にこれに関する会議を行う予定だと話していたが、果たしてどのような決断が下されたのだろうか。