マドリードの北西部の州に本拠地を置くブルゴスCFは、スペイン2部の残留に成功し、また、スペインスポーツ局からプロサッカークラブに求められる財務要件を満たすために必要な298万ユーロの増資を完了させた。
ロドリゴ・サンティドリアン、イグナシオ・サン・ミラン、ミゲル・アンヘル・ベナベンテ、フリアン・A・アロンソで構成されるクラブの取締役会は、5年間に何度も決めた金額の増資を行う権利を留保する予定。
リーガ・スマートバンク(スペイン2部)のいくつかのチームで起こっているように、ブルゴスもまた、複数の投資グループに興味を示しているが、いかなる合意も成立していない。
一方、2部リーグ復帰後初となる今シーズンの経済的な結果については、「わずかな利益で締めくくることができるだろう」とサン・ミランは指摘する。今シーズンの予算は1,000万ユーロ。チームの給与上限は610万ユーロ(冬の移籍市場後)で、スペイン2部で5番目に低い額だった。
エル・プランティオ・スタジアムの入場制限解除と、約8,000人のシーズンチケット所有者により、140万ユーロの資金調達を目指す。さらに、メインスポンサーのReale Seguros社やテクニカルスポンサーのアディダスなどが含まれる商業部門からは、100万ユーロの収入が見込まれる。
しかし、スペイン2部に加盟する多くのクラブがそうであるように、ビジネスの主体はテレビ放映権からであり、ブルゴスCFは今シーズン600万ユーロを得ることになる。