ブンデスリーガが21/22年シーズンを分析した「2023 Economic Report」によると、ブンデスリーガとブンデスリーガ2の36クラブの収入は44億8000万ユーロに上ったという。これは前シーズンと比べて10.5%の増加に相当するが、感染症流行前最後のシーズンである18/19年の48億ユーロと比べると、まだ少なくなっている。
この不足分の原因はマッチデー収入によるもの。18/19年は6億5100万ユーロだったが、20/21年は3500万ユーロと95%減少。21/22年は4億200万ユーロまで復活しているものの、まだ足りていない。
ブンデスリーガの総収入は、21/22年は36億1000万ユーロに伸び、前年の34億7000万ユーロから増加した。ただ、18/19年の40.2億ユーロよりは少ない。
ブンデスリーガの各クラブは、スポンサーシップ収入が全収入の25.8%を占めた。これは合計で9億2910万ユーロとなり、18/19年の8億4540万ユーロをさらに上回る数字となった。
一方で試合のメディア権販売による収入は減少した。20/21年の総収入が16億6000万ユーロだったのに対し、21/22年には16.8%減の13億8000万ユーロとなっている。
(By ALLSTARS CLUB編集部)