ブラジル代表

背番号10といえばそのチームの中心選手の証である。その中でも強豪クラブ・強豪国で背番号10をつけることができれば、選手冥利に尽きるだろう。

今回紹介するのは、世界で唯一ワールドカップの全大会に出場しているブラジル代表の歴代背番号10。過去にはペレ、現在はネイマールがつけているが、数々の名選手が背負ってきた。

ペレ

「サッカーの王様」の異名がつくペレは、初代ブラジル代表背番号10と言っても過言ではないくらいの活躍を見せた。W杯優勝3回やコパアメリカ得点王など数々の栄光を手にしてきた。

ジーコ

主にフラメンゴで活躍し、監督として日本代表も率いたジーコ。ブラジル代表選手として94試合に出場し、77ゴールを決めている。ワールドカップは3回出場しているが、優勝を経験することはできなかった。

リバウド

ブラジル代表として2002年日韓W杯優勝や1999年コパアメリカ優勝・得点王・MVPなど輝かしい成績を残したリバウド。W杯で主力としてプレーした歴代背番号10のなかで優勝を経験しているのはペレとリバウドのみと言われている。

ロナウジーニョ

天才的なテクニックでファンを魅了し続けたロナウジーニョ。2002年W杯はリバウドと共に優勝を経験している。準々決勝のイングランド戦では35mのフリーキックを直接決め、準決勝進出に貢献した。

カカ

ずば抜けたスピードで相手DFを翻弄したカカ。ほとんど出場はしていないものの、2002年W杯優勝も経験している。2009年のコンフェデレーションズカップで背番号10をつけてプレーし、優勝に貢献した。

ネイマール

「ザ・ブラジル」のサッカーを披露するネイマール。スター性も兼ね備えており、ロナウド、メッシと並んで世界最高峰の選手とも言われた。2013年コンフェデレーションズカップ優勝、2016年リオ五輪(オーバーエイジ枠)での優勝を経験している。

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