PSGの最大株主であるカタールのスポーツ持株会社「カタール・スポーツ・インベストメンツ(QSI)」は、ポルトガル・プリメイラリーガのブラガの株式21.6%を取得したと発表した。
ブラガとは、近年スポルティング、ポルト、ベンフィカと並んでポルトガルリーグの上位につける名門クラブ。タッサ・デ・ポルトガルやリーグカップを制したこともあるが、リーグ制覇はまだない。22-23年シーズンはここまでベンフィカ、ポルトに次いで3位につけている。
さて、QSIはPSGを所有していることで有名だが、最近は他のクラブにおいてもさまざまな動きを見せている。今回のブラガへの出資に加え、最近ではイタリア・セリエAのサンプドリアに興味を持っていることが伝えられていた。
現在このようなスポーツ持株会社で最も有名なのはシティ・フットボール・グループだろう。マンチェスター・シティを筆頭に、米国のニューヨーク・シティ、豪州のメルボルン・シティなど世界各地に展開している。
PSGをみて分かるように、QSIは凄まじい資金力を持っている。今後の展開によっては、『強豪クラブ』と呼ばれるようになるクラブが増えるかもしれない。