日本時間12月15日2:00よりバルセロナ対ボカジュニオールズの親善試合がサウジアラビアで行われた。これは昨年11月に他界したディエゴ・マラドーナを偲ぶための試合だ。試合は1-1のまま90分では決着がつかずPKまで行ったが、ボカが4-2で勝った。やはりボカはPK戦に強い。この試合で得点を決めたのは、22歳のブランク(バルサ)と19歳のゼバイオスと共に若手選手だった。マラドーナのプレーや意志を継ぐことになるのだろうか。

さて、本題に入るが、バルサとボカの両方に所属した選手の1人目はマラドーナだ。彼は、スペインの強豪バルセロナとアルゼンチンの強豪ボカジュニオールズの英雄だった。両チームでプレーした選手の1人となっている。両チームでは長年プレーしたわけではないが、印象に残っている人も多いだろう。なぜなら世界を代表するトップクラブだからだ。ちなみに、長い間プレーしていたのは、アルヘンティノス・ジュニオルスとナポリの2クラブで、その両方のスタジアムにマラドーナの名前が入っている。

もう一人バルサとボカの両方でプレーした有名選手がいる。アルゼンチン代表でも活躍したリケルメだ。ボカでデビューを飾ると6年間で大活躍をみせ、リーグ優勝5回とリベルタドーレス優勝2回に貢献した。その後晴れてバルセロナへと移籍するが、ファン・ハール監督と合わず思うような結果が出せない。起用されるポジションも本職とは異なっていたため、活躍できず、実質バルセロナでプレーしたのは1年のみとなった。その後ビジャレアルを経てボカに復帰すると、リーグ戦優勝2回に貢献した。

両クラブのトップチームでプレーした有名選手はマラドーナとリケルメの2人だが、セカンドチームを含めるともう2人いる。セルヒオ・アラウホとサンティアゴ・ラモス・ミンゴだ。

セルヒオ・アラウホはボカに所属している間に、バルセロナBヘ期限付き移籍している。しかし、トップチーム昇格の夢は叶わず、ラス・パルマスに移籍した。

サンティアゴ・ラモス・ミンゴは、2020年から3年契約でボカセカンドチームからバルセロナBへと移籍した。年齢は20歳とまだ若く、この先の活躍が期待される。