アメリカの健康補助食品の専門メーカー「ハーバライフ」は、レアル・ベティスのサッカー、バスケットボール、フットサルチームの栄養供給会社となるとともに、レアル・ベティスeスポーツチーム「クリーム」にその名を冠することになる。
レアル・ベティスのスポンサーリストに、この度アメリカの健康補助食品の専門メーカー「ハーバライフ・ニュートリション」が加わることになった。eスポーツチームを初めクラブのさまざまなスポーツセクションに影響を与える契約を結んでいる。契約期間や金銭条件は発表されていない。
この契約により、同企業は、ベティスの男女サッカーチーム、バスケットボール、フットサルチームの公式栄養供給者となる。また、LoLスーパーリーグに所属するeスポーツクラブのメインスポンサーとなるため、名称から現在の「クリーム」が消え、エンブレムもレアル・ベティスのエンブレムのみとなる。
クラブのCEOであるディエゴ・ソロ氏は、「ネーミングスポンサーを獲得したことは、ブランディングのためのステップです。最初はファンの目を気にするものですが、慣れれば最も意味のあるステップになります」と付け加えた。
ベティスは、ハーバライフのほか、男子チームのメインスポンサーであるファイントワーク(Finetwork)社、テクニカルパートナーのカッパ社、クルスカンポ社、リール社、カイシャバンク銀行、クーサー社、セビージャ議会、コカコーラ、アシア社をスポンサーとして持っている。
ベティスは2020-2021年シーズンを3675万ユーロ(約47億2600万円)の赤字で閉め、決算をやり直した2019-2020年シーズンの611万ユーロ(約7億8600万円)に上乗せしている。同クラブのコロナウイルスによる影響は、合計で4286万ユーロ(約55億1200万円)に及ぶが、経営陣は7000万ユーロ(約90億円)の融資3件で何とか現金を補填している。