ベルルスコーニ

先月86歳で亡くなったイタリアの元首相でACミランの会長と知られるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏。

現職のイタリア首相メローニ氏も彼の死去を受け「イタリア史上最も影響力のある人物の一人だった」と述べるなど、政界やサッカー界において大きな影響力を発揮した。

サッカーの面では1986年に買収したミランの会長兼オーナーとしてスター選手を獲得し、2017年にミランを離れるまでにセリエAを8回、チャンピオンズリーグを2回制するなど大きな成功を収めた。

2018年には当時セリエCに所属していたモンツァを買収し、クラブ史上初のセリエA昇格を達成。22-23シーズンは初のセリエAで11位の成績を残した。

彼の死から約1カ月が経ち、ベルルスコーニが会長を務めたミランとモンツァは「両クラブの歴史に消えることのないページを残したシルヴィオ・ベルルスコーニ会長の記憶を讃え、生かし続けることを目的とする」として毎年親善試合を行うことを発表した。

両クラブは共同声明で、この試合の名前を「シルヴィオ・ベルルスコーニ・トロフィー」とし、第1回大会が8月8日にモンツァのユーパワー・スタジアムで開催され、試合は毎年会場を変更すると発表した。

(By ALLSTARS CLUB編集部)