2022年までワトフォードやWBAで長年ゴールマウスを守り、そしてマンチェスター・ユナイテッドでもプレー経験のあるベン・フォスター。
2022年の9月に40歳で現役を退くことを決断していたが、半年後の2023年3月に短期契約で現役に復帰することとなった。所属チームは、5部リーグながら今季FAカップ4回戦まで進み、あわや5回戦進出かというところまでたどり着いたレクサムだ。2005年にもローン移籍で所属した経験があり、今回は”復帰”という形になる。
ベン・フォスターは、3月26日のヨークシティ戦で復帰後初出場を飾ると、クリーンシートを達成。そこから昨日までの4試合で3勝1敗となっている。
4月10日に行われた試合は圧巻だった。3-2のリードで迎えた後半アディショナルタイム5分、PKの大ピンチを背負う。決められれば同点で試合終了の可能性が高い場面だ。
しかしそんな中でも経験豊富なベン・フォスターは落ち着いていた。完全に読み切ったようなセーブをみせ、首位奪還に大きく貢献した。
SCENES 😳@Wrexham_AFC's Ben Foster comes up BIG to save @Official_NCFC's last-minute penalty 🦸♂️ pic.twitter.com/n4ZBSMCrF5
— Football on BT Sport (@btsportfootball) April 10, 2023
実はこの試合の対戦相手は、この敗戦で2位に転落したノッツ・カウンティ。試合前はレクサムが2位、ノッツ・カウンティが1位だったが、レクサムが勝利したことにより首位に浮上したのだ。
ベン・フォスターは40歳での復帰後4試合目でこれ以上ない仕事を成し遂げた。このまま1位で終わることができれば、自動的に4部リーグ昇格が決定する。なお、2位から7位は昇格決定戦を戦わなければならない。
(By ALLSTARS CLUB編集部)