バイエルン・ミュンヘン

バイエルンミュンヘンは、ユニフォームのスポンサーであるドイツ・テレコムとのパートナーシップを拡大するために動いている。バイエルンとこのドイツの通信会社との関係は2002年から続いており、ドイツのタブロイド紙「ビルト」が報じたように、同社には1シーズンあたり4500万ユーロ(約57億6600万円)が提供されている。噂によると、この金額は年間5000万ユーロ(64億600万円)まで拡大する見込み。

現在の契約は2023年までとなっており、新契約は2026年までの4年間で、総額2億ユーロとなる。また、バイエルンの活躍次第では、さらに年俸がアップすることもあり、その他契約には様々なボーナスが含まれている。

この新しい契約により、バイエルンは今後数年間、より確実な計画を立てることができるようになった。ロベルト・レバンドフスキ、トーマス・ミュラー、マヌエル・ノイアー、セルジュ・ニャブリなど、チームのトッププレーヤーたちとの契約更新交渉を控えていることを考えると、この契約は特に重要なものであることがわかる。

バイエルンは、テレコムとの契約延長だけでなく、アリアンツ社との関係も維持させたい。この保険会社は、クラブの株主であり、ホームのスタジアム「アリアンツ・アリーナ」にも名前が載っており、非常に重要なパートナーとなっている。

アリアンツ社との契約は2023年夏に切れるが、ここでもオリバーカーン現CEOはより良い条件で早期の延長を求めている。長年の協力関係や、アリアンツが2030年までアリーナの命名権を持つことから、契約延長の可能性は非常に高いとされている。

最後に、人権侵害によって物議を醸したカタール航空のスポンサーシップの問題が残っている。バイエルンのファンからは、かねてよりパートナーシップの終了を求める声が上がっているが、バイエルンは近々同社と協議を開始する見込みで、カーンCEOが自らカタールに赴き、今後の対応を協議するそうだ。現在の契約は2023年までで、供給額は約2000万ユーロ(約25億6200万円)程になる。

アリアンツ社の名前が入ったスタジアム


・イタリア ユベントスの本拠地「アリアンツ・スタジアム」

・アメリカ ミネソタ・ユナイテッドFCの本拠地「アリアンツ・フィールド」

・オーストラリア シドニーにある「アリアンツ・スタジアム」

・オーストリア SKラピード・ウィーンの本拠地「アリアンツ・シュタディオン」

・ブラジル SEパルメイラスの本拠地「アリアンツ・パルケ」

・フランス OGCニースの本拠地「アリアンツ・リヴィエラ」