アンス・ファティ

シャビ監督が就任して以降、積極的な若手起用とピンポイントな補強で前半戦の不調からラ・リーガ2位まで追い上げたバルセロナ。優勝こそ逃したものの、リーグ前半戦を考えると上出来だと言えるだろう。

この躍動を支えた中心選手の一人はペドリ。怪我から復帰した1月13日のスーペルコパ・デ・エスパーニャのエル・クラシコ以降、安定した活躍を見せた。4月15日のヨーロッパリーグのフランクフルト戦で再び怪我を負ったが、間違いなく今後のバルセロナを支えていくのはこのペドリと言っても過言ではない。

そんなペドリは2022年の11月に20歳を迎える超若手選手。にも関わらず、20-21年(当時17歳)から大車輪の活躍を見せている。

今回は、2000年以降ラ・リーガにおけるバルセロナの最年少ゴール記録トップ5を紹介していこう。


5位 ペドリ(17歳11ヶ月13日)


第5位は2020年11月7日のベティス戦で初ゴールを決めたペドリ。中盤の選手でゴールを量産するタイプではないが、イニエスタや現役時代のシャビとプレースタイルが似ている。今後もバルセロナの中心選手として活躍することだろう。

4位 メッシ(17歳10ヶ月7日)


第4位は2005年5月1日のアルバセテ戦で初ゴールを決めたメッシ。後半試合終了間際にエトーとの交代で出場したメッシは、わずかな時間でゴールという目に見える結果を出した。それ以降、2021年夏にPSGに移籍するまでバルセロナの絶対的存在としてチームを引っ張った。

3位 ガビ(17歳4ヶ月13日)


第3位は2021年12月18日のエルチェ戦で初ゴールを決めたガビ。21-22年にトップチームに昇格したばかりのガビだが、ここまでリーグ戦30試合(内スタメン24試合)に出場し2ゴール5アシストを記録している。ペドリと共に今後のバルセロナを支える存在となるだろう。