開幕戦こそスコアレスドローに終わったものの、ソシエダ戦とバジャドリー戦では2試合連続で4得点とレバンドフスキを中心とした攻撃陣が躍動しているバルセロナ。
そんなバルセロナはこの度、カナダの大手銀行の「スコシアバンク」と4年の契約を延長した。アメリカ大陸のいくつかの国の地域スポンサーとして扱われる。
契約は2026年までだが、スコシアバンクとの契約は2016年から始まっているため、順当にいけば10年のパートナーシップとなる。金銭的な詳細は不明。
この契約は、男女のプロチームと、カナダ、中南米諸国、カリブ海地域で活動するバルサアカデミーが対象となっている。
バルサのスポーツ担当第一副社長であるラファエル・ユステ氏は、「スコシアバンクは、サッカーの素晴らしい伝統を持つラテンアメリカという主要市場において、信頼できるパートナーであり、主要な組織です」と強調した。
一方でスコシアバンクのグローバルアライアンス担当副社長であるマイク・タセフスキ氏は、「2016年のパートナーシップ開始以来、FCバルセロナはこの地域のサッカーの強化に重要な役割を果たし、アメリカ大陸の何千人もの若者に、より平等な機会を提供するために貢献してくれています」と述べている。
このように世界各地にさまざまな展開を見せる世界屈指のビッグクラブ・バルセロナ。ここ2、3年は思い通りの成績を残していないが、リスクを背負ってまで大型補強を行なった今シーズンはどのような活躍を見せるのか。
次の対戦相手は、今シーズン未だ勝利なしで苦しんでいるセビージャ戦。セビージャのホームで行われるため、バルセロナにとっては厳しい戦いになることが予想されるが、古巣相手にクンデが固い守備を見せ、絶好調のレバンドフスキが得点をあげられるのか、注目しよう。