カンプノウ

久保建英擁するレアル・ソシエダとの国王杯準々決勝に勝利し、次のステージへ駒を進めたバルセロナ。

今シーズン、リーグ戦・国内カップ戦共にピッチ上では好調を維持しているが、ピッチ外ではまだ課題が残っている。

『MARCA』や『Mundo Deportivo』が報じているところによると、バルセロナは2022年9月に契約延長に合意していたガビをトップチーム契約に切り替えられないとのこと。契約延長が発表された時点では2023年1月からトップチーム契約になると予想されていたが、ラ・リーガからそのように通告されたという。

バルセロナは、かねてよりサラリーキャップに問題を抱えている。22/23年開幕時点ではプラスになり、ピケの引退やデパイの放出があったにもかかわらず、これでは十分ではなかった。

実は、問題はこれだけに限らず、「来シーズンのスカッドの費用上限を考慮すること」「昨夏のように例外的なオプションを行ったクラブは、今後2シーズンの財務計画を提示すること」という二つの条項に違反している状況だという。

今回契約更新が行えないのはガビに限ったことではない。アラウホやバルデ、イニャキ・ペーニャも含まれている。現在ガビとバルデはユース契約となっており、背番号は26以上だ(それぞれ30番と28番)。

優秀な若手選手を他クラブに放出することだけは避けたいところだが、今後解決することはできるのだろうか。