スペイン女子リーグにおいて、全勝優勝を果たすなど圧倒的な強さを誇るバルセロナ女子チーム、通称バルセロナ・フェミニ。
FCバルセロナはこの度、バルセロナ・フェミニのスポンサーおよび公式物流パートナーとして、『GLSスペイン』と提携を結んだことを発表した。契約期間は2025年6月までとなっている。
GLSスペインは、ナイキ、スポティファイ、アリアンツ、コカコーラなど、女子チームをサポートしているスポンサー群に加わることになる。
『Cadena Ser』が報じた最新情報によると、バルセロナは22-23年に13億ユーロの収益を見込んでいるという。
その中には、「Sixth Street」に15%のテレビ放映権を25年間追加で売却したことによる会計上の利益4億5000万ユーロや、バルサ・スタジオの24.5%の株式をSocios.comに売却することによって得られる9800万ユーロも含まれる。
予想売上高は、1年前の数字と比較して70%増、また、パンデミック前に立てられた19-20年の予想と比較しても52%増となっている。一方で、サラリーの増加に伴い支出額も比例し、21-22年の7億8400万ユーロから9億ユーロに増加する。
バルセロナ・フェミニといえば、スペイン国内では敵なしの最強チーム。21-22年は30試合戦って30勝0敗0分という偉業を成し遂げた。勝ち点90、得点159、失点11と他を寄せ付けない実力。2位のソシエダ女子との勝ち点差は24だった。
しかし昨シーズン、チャンピオンズリーグでは決勝で欧州最強のオリンピック・リヨンに敗れ、2連覇とはならなかった。今年こそはリベンジし、2大会ぶりの栄冠を手にしたいところだ。