Topps社は、UEFAのオフィシャルコレクターズパートナーであり、NBAやNFLともデジタルステッカー製造契約を結んでいる企業。契約期間は3シーズンで、FCバルセロナの実在するステッカー(NFTではない)も販売される。


FCバルセロナが米国の企業Topps社と共に、独自のコレクターズアイテムを販売することになった。プレスリリースによると、契約は今後3年間に渡るものだという。金銭条件は明らかになっていない。

すでにバルサ限定グッズとして、ハイエンドコレクター向けのプレミアムボックスがあり、100個限定で選手のサインが入ったものが1000ユーロ(約12億9600万円)で販売されている。また、現所属選手やクラブの歴史を紹介するカードやポスターも別商品として売り出されている。最新の商品は、チームカード50枚と選手のサインを入れた「チームボックス」だ。

今回の契約は、1週間前に発表されたレアル・ソシエダとの契約に続いて行われた。Topps社は、70年間協力関係にあった米野球リーグ(MLB)のトレーディングカードの発売を継続する契約を失い、スペインと欧州市場への投資を決定した。同社は、この契約延長失敗による損失を軽減するために、9月からNFTビジネスでサービスを提供しているUEFAとの関係を強化している。 さらに、同じアメリカのNBAやNFLとも契約を結んでいる。

「ヨーロッパだけでなく世界中のサッカーファン、そして我々のファンに、バルセロナの最高の選手だけでなく、チームの歴史やこれからのシーズンにおける最高の瞬間を提供できることは素晴らしいことです」とTopps社のイベリアチームは述べている。