FCバルセロナが監査役を変更する。El Confidencial紙によると、直近の会計年度を終了したFCバルセロナは、翌シーズン以降の会計を見直すために『Grant Thornton(グラントソントン)』と契約したという。直前までは、世界四大会計事務所である『EY(アーンスト・アンド・ヤング)』が担当していた。
※その他の世界四大会計事務所は、『PwCコンサルティング』、『Deloitte(デロイトトーマツ)』、『KPMG』
クラブは現在、決算の見直しに着手しており、21-22年の年次報告書ができるのは9月頃になる見込み。このため、今後25年間のテレビ放映権の10%(最大25%)をSixth Streetに売却することによって得られる2億750万ユーロを損益計算書に適用する時間が得られた。
グラントソントンは今後、コウチーニョのような数年前に契約した一部選手の売却について、追加損失を適用するかどうかを検討する必要がある。この件に関してバルセロナとEYは意見の相違があった。
EYは報告書の中で、バルサのスポーツ政策に非常に悪い影響を与えた、現取締役会によるサッカー選手の司法措置と減価償却に関して警告している。