ジョアン・ラポルタの会長就任以来、バルセロナは常に金融機関と連絡を取り合い、経済的な問題を解決するだけでなく、スポーツプロジェクトの資金調達も行っている。
カタルーニャ出身のジャーナリスト、ジェラルド・ロメロによると、バルセロナは最近、エスパイ・バルサプロジェクトの資金調達のため、銀行大手のゴールドマン・サックスとJPモルガンと契約を交わしたという。
バルサは、過去にもこれらの銀行と資金調達や融資で関わっており、良好な関係を築いている。
今回の報道では、バルサはこのプロジェクトのために15億ユーロの資金調達に合意したとされており、クラブは5.5%の利息を支払う必要があるという。
バルセロナは、ロシアとウクライナの戦争が続いていることに加え、クレディ・スイス(証券会社)やシリコンバレー銀行などの銀行が年明けから破綻するなど、世界的な金融情勢もあり、合意には困難を極めていた。
しかし、今回の合意により、バルセロナは9月からエスパイ・バルサ・プロジェクトを開始することができるようになり、過去に認可されていたスタジアム全体の解体プロジェクトの開始が決まった。
(By ALLSTARS CLUB編集部)