FCバルセロナは、バルサ・スタジオの24.5%の株式をファントークンを取り扱う『Socios.com』に1億ドルで売却することに合意したと、クンデ獲得の会見中にラポルタ会長自身が語っている。これにより、今夏の新加入選手をラ・リーガに登録できることが期待されている。
この契約の主な特徴は、ドラマや映画などの当初計画された映像コンテンツだけでなく、バルセロナが新しいデジタル資産を通じて生み出すすべてのビジネスが含まれていること。つまり、Web3、NFT、メタバース内の株式、トークンの販売に関連するものすべて。
実際、Socios.comのプラットフォームでこれらのコインを販売したところ、3年間で4000万ユーロ以上の売り上げが計上され、そのうち2000万ユーロが直接バルサの元に入った。
この契約により、FCバルセロナは、Chilliz(チリーズ)が立ち上げたスポーツとエンターテイメントに特化したSocios.comを利用できるようになる。Socios.comは2022年末にサービスを開始するWeb3のポテンシャルを最大限に引き出すことにフォーカスし、NFTやトークン、その他のデジタル製品を作成するためのC2Cのプラットフォームとなっている。
Socios.comとChilizのCEOであるアレクサンドレ・ドレファス氏は、「バルサ・スタジオは、我々の経験と専門知識を活用してWeb3戦略を強化し、将来的にクラブに利益をもたらす新しい収益源を切り開くことができるようになるでしょう(中略)」と述べている。
Socios.comとの契約は、Sixth Streetとの契約とは異なり、期間の定めはないが、ラポルタ会長は買い戻しのオプションも視野に入れるとコメントしている。