トッテナムやレアル・マドリードで活躍したガレス・ベイルが引退を表明した。爆速ウィンガーながら、シュート威力やヘディング能力、セットプレー能力も申し分なく、才能に秀でた選手であった。
クラブ単位では、レアル・マドリードで5度のチャンピオンズリーグ制覇など数々の栄光を手にした。ただ、度重なる怪我もあり、期待以上の結果を残すことはできなかった。
一方でウェールズ代表としては、キャップ数・得点数ともに同国史上最多であり、2022年には1958年以来のワールドカップ出場へ導くなど大きくチームに貢献した。
このようにウェールズという国にとってはレジェンド的存在であるベイルだが、今回は同国の往年のスター選手たちと成績を比較していこう。
データはTransfermarktより
— Gareth Bale (@GarethBale11) January 9, 2023
クラブでの成績
ガレス・ベイル:186ゴール137アシスト
イアン・ラッシュ:354ゴール76アシスト
ライアン・ギグス:164ゴール251アシスト
マーク・ヒューズ:189ゴール23アシスト
主な獲得タイトル
ガレス・ベイル:チャンピオンズリーグ5回、ラ・リーガ3回、クラブワールドカップ4回
イアン・ラッシュ:チャンピオンズカップ2回、イングランドリーグ5回、FAカップ3回
ライアン・ギグス:チャンピオンズリーグ2回、プレミアリーグ13回、FAカップ4回
マーク・ヒューズ:プレミアリーグ2回、UEFAスーパーカップ1回、FAカップ4回
代表での成績
ガレス・ベイル:111試合40ゴール
イアン・ラッシュ:73試合28ゴール
ライアン・ギグス:64試合12ゴール
マーク・ヒューズ:72試合16ゴール
ウェールズ代表は、過去に2回のワールドカップに出場しているが、その内1度は2022年大会。この中ではベイルしか経験していない。
また、欧州選手権に関しても2016年が初出場であり、この中ではベイルしか経験していない。