トッテナムやレアル・マドリードで活躍したガレス・ベイルが引退を表明した。爆速ウィンガーながら、シュート威力やヘディング能力、プレースキックなどのセットプレーの能力も申し分なく、才能に秀でた選手で、トッテナム時代のインテル戦では衝撃的なパフォーマンスを見せ世界を驚かせた。
元々はサイドバックだったが、攻撃的なポジションにコンバートされてから才能が開花。12/13年にはプレミアリーグ20得点を記録した。
最も長く在籍することになるレアル・マドリードへ移籍したのは、13/14年。そこからチャンピオンズリーグ5回、ラ・リーガ3回など数々の功績を残した。
しかし、ベイル自身は度重なる怪我やコンディション不良などにより、思うようなプレーができないこともしばしば。非凡な才能を持ちながら、ファンに批判されることも多かった。
そして21/22年を以て9シーズン(1シーズンはローンでトッテナムへ)過ごしたレアル・マドリードを退団。MLSのロサンゼルスFCへ移籍し、2023年1月に引退を決断した。
それでは、ベイルと同じ13/14年にレアル・マドリードに加入した選手たちの現在を見ていこう。
カゼミーロ(マンチェスターU)
ブラジルのサンパウロから買取オプションを行使したことにより加入。14/15年にポルトへローン移籍したが、それ以降チームに欠かせない存在として貢献した。22/23年にマンチェスターUへ移籍し、現在は初挑戦となるプレミアリーグでプレーする。
ダニエル・カルバハル(レアル・マドリード)
カスティージャからレバークーゼンへ移籍し、13/14年にレアル・マドリードへ復帰。長年右サイドバックのファーストチョイスとして活躍を見せる。現在もレアル・マドリードでプレーしており、かなりの古参となっている。
イスコ(未所属)
レアル・マドリード屈指のテクニシャンとして活躍したイスコ。主力として長年チームを支えていくことが期待されたが、層の厚さに阻まれ、21/22年を以てレアル・マドリードを退団した。その後セビージャへ移籍したが、半年を経たずしてフリーとなった。
アシエル・イジャラメンディ(レアル・ソシエダ)
レアル・ソシエダからレアル・マドリードに移籍したが、2年で退団することとに。その後レアル・ソシエダに復帰し、現在も同クラブでプレーする。久保建英のチームメイトである。