アトレティコ・パソ

一戦一戦が重要になってくるシーズン後半。23節は伝統のラ・パルマ島ダービー。被災した2チーム(特にアトレティコ・パソ)の資金を捻出するために、今回の試合はテネリフェ島にある「エリオドロ」というスタジアムで行われた。

スターティングメンバー

アトレティコ・パソスタメン

試合結果


ゴール:  1-0 後半52分: ルーカスA(SDテニスカ)

           1-1 後半65分: ブライアンM(アトレティコ・パソ)

試合内容


試合は開始早々からSDテニスカの流れ。早速一本目のコーナーキックでテニスカのチェマが上手く合わせてゴールネットを揺らす。しかしこれはファールで取消に。

 

前半はテニスカの流れではあったが、パソはその中でも複数カウンターのチャンスを見出すシーンもあった。前半終了間際にはテニスカのミゲルが再びゴールネットを揺らすも、またもやオフサイドで取り消される。一方でパソもLMFアルミチェが絶好のチャンスを迎えるも相手DFに阻まれる。

 

試合が動いたのは後半52分、果敢に攻めていたテニスカにチャンスが生まれる。テニスカのダニ・ロペスからルーカスAにパスが渡りこれを自身で決めて均衡を破った。

 

追いつきたいパソは監督の采配が功を奏した。後半65分にエドゥ.Cと交代したヴィアネイがパソのエースストライカー、ブライアンMにチャンスを演出。これをしっかりと決めきり同点に追いつく。

 

結果は両チーム惜しくもドロー。23節を終えた時点で首位のUDラス・パルマスCは21試合で勝点40。一方パソは18試合で勝点33。つまり未消化試合3試合のうちの全試合で勝利しないといけない状況に立たされている。