アトレティコのスタジアム、ワンダ・メトロポリタノが改名に。ワンダとのネーミングライツ契約が今季で満了に
アトレティコ・マドリードのスタジアムが名称を変更することになった。2017年にワンダ・メトロポリターノと改名されたこのスタジアムは、クラブとワンダのネーミングライツの契約が今年期限切れとなり、ワンダは契約を更新しない意向を示しているため、今シーズンでスタジアムの名前が変更されることとなる。
そのため、「ワンダ・メトロポリターノ」という名称は、あと数カ月は変わらないだろうが、アトレティコはスタジアムの新しいメインスポンサーを見つけるためにいくつかの企業と交渉していると、スペインメディアの『スポルト』紙は書いている。
アトレティコ・マドリードは、経済的な面だけでなく、新スポンサー側の立場のことも考慮して、性急な決断はしたくないと考えている。このため、2017年に中国企業ワンダと交わした契約には、命名権の期間延長を定めた条項があり、これを発動させる必要がある。
ちなみにこの中国企業は、今年で満了する契約に5000万ユーロを支払っており、現在アトレティコは代わりとなる新スポンサーによって新たな財源を得ることを望んでいる。