22/23年から日本代表MF南野拓実が所属するモナコ。22/23年は夏にチュアメニを8000万ユーロでレアル・マドリードへ、今冬にはブノワ・バディアシルを3800万ユーロでチェルシーへ売却するなど売買が上手なクラブだが、14/15年以降の合計売却額が10億ユーロを超えた。
14/15年以降最も大きな売却は18/19年のエンバペ。PSGへの売却額は脅威の1億8000万となっており、これは17/18年にバルセロナがネイマールの売却によって手にした2億2200万ユーロに次ぐサッカー史上2番目に高い移籍金である。
決してビッグクラブとは言えないモナコにとっては非常に大きな収入だ。エンバペは下部組織からの昇格で獲得しており、ほとんどが利益となる。
高額な売却額でエンバペに続くのは、22/23年のチュアメニで8000万ユーロ、14/15年のハメス・ロドリゲスで7500万ユーロとなっている。共に強豪レアル・マドリードへの売却に成功した。
以下は14/15年以降各シーズンの売却額と最も高くで売却した選手たちである。
14/15年8912万ユーロ(ハメス7500万ユーロ)
15/16年1億7540万ユーロ(マルシャル6000万ユーロ)
16/17年1845万ユーロ(イヴァン・カヴァレイロ800万ユーロ)
17/18年1億9950万ユーロ(Bメンディ5750万ユーロ)
18/19年3億6725万ユーロ(ムバッペ1億8000万ユーロ)
19/20年8375万ユーロ(ティーレマンス4500万ユーロ)
20/21年1353万ユーロ(ケビン・ヌドラム450万ユーロ)
21/22年3464万ユーロ(ベンヤミン・ヒンリヒス1500万ユーロ)
22/23年1億5500万ユーロ(チュアメニ8000万ユーロ)
次に14/15年以降の売却額トップ5を紹介しよう。
1位キリアン・エンバペ(1億8000万ユーロ)
2位オーレリアン・チュアメニ(8000万ユーロ)
3位ハメス・ロドリゲス(7500万ユーロ)
4位トマ・レマル(7200万ユーロ)
5位アントニー・マルシャル(6000万ユーロ)