リオネル・メッシ(S)
アルゼンチン代表の絶対的エース、リオネル・メッシ。ゴールはもちろんだが、チャンスメイクで大きな存在感を示した。守備はほとんどしないが、それが許されるほどの攻撃の質だ。
アンヘル・ディマリア(A)
メッシの相棒として活躍が期待されたが、怪我の影響でかなり出番が減った。それでもディマリアがピッチに立つと一気に雰囲気が変わり、オランダ戦では特に顕著に現れた。決勝でゴールを決め、目に涙を浮かべる様子が印象的だった。
フリアン・アルバレス(A+)
ラウタロ・マルティネスの控えから一気にレギュラーの座を掴み取ったフリアン・アルバレス。前線から積極的にボールを追いかけ、守備陣の負担を大きく減らした。もちろんストライカーとしての役割も果たしており、最終的に3位タイの4ゴールで大会を締めくくった。
ラウタロ・マルティネス(B-)
エースストライカーとしての活躍が期待されたが、思うようなパフォーマンスを発揮することができなかった。チャンスでも精彩を欠く場面が見られ、本来のラウタロ・マルティネスではなかった。サウジアラビア戦でオフサイド判定されていたゴールが認められていれば、気持ち的にも変わったかもしれない。
パウロ・ディバラ(B-)
決勝のフランス戦でPK要員として出場し、落ち着いて決めたディバラ。プレースタイル的にメッシとの共存は難しいのか、ほとんど出番がなかった。能力的には申し分ないが、やはり戦術的には合わないのかもしれない。
アンヘル・コレア(-)
準決勝の最終盤のみの出場に終わったアンヘル・コレア。ティアゴ・アルマーダ同様怪我人の代わりとしての代表選出だったが、ほとんど出場機会は得られなかった。