エンソ・フェルナンデス(A+)
最優秀若手選手賞に輝いたエンソ・フェルナンデス。アンカーとしてパスを展開する一方で、堅い守備を誇る。一列前でもフィットすることができ、積極的に攻撃に参加する姿が印象的だ。
ロドリゴ・デパウル(A)
無尽蔵の運動量でピッチを駆け回るデパウル。攻撃でも守備でも献身的に参加した。メッシが守備をしない分を補っているのは、70%がデパウルだろう(残りの30%はフリアン・アルバレス)。縁の下の力持ちとはまさにこの男のことだ。
アレクシス・マク・アリステル(A+)
今大会で一気にその名を轟かせた選手の一人。細かくて正確なボールタッチは、メッシを彷彿とさせるものがある。二列目からの飛び出しは絶妙で、相手守備陣を混乱させた。
パプ・ゴメス(B-)
初戦のサウジアラビア戦こそスタメン出場を果たしたが、怪我の影響やマク・アリステルの台頭もあり、その後はほとんど出番がなかった。個人としてはやや不完全燃焼だろうが、チームとして優勝できたことは大きいはずだ。
レアンドロ・パレデス(B)
中盤の潰し屋として活躍したパレデス。エンソ・フェルナンデスに完全にポジションを与えてしまったが、試合終盤の苦しい時間帯に激しい守備でチームを鼓舞した。ただ、血の気が多く、行き過ぎた危険なプレーを連発してしまうのが欠点でもある。
ギド・ロドリゲス(C)
アンカーの選手として3番手に回ってしまったギド・ロドリゲスは、グループステージ2戦目のメキシコ戦のみの出場となった。いざという時に長身を生かしたプレーができる。
エセキエル・パラシオス(C)
長年期待されながらも、今一つ皮を破りきれないパラシオス。今大会も控えに甘んじ、あまりアピールができないまま大会を終えてしまった。
ティアゴ・アルマーダ(-)
ポーランド戦の数分のみの出場となったアルマーダ。怪我で離脱した選手に代わって選ばれたが、ほとんどベンチを温めることとなった。ただまだ21歳と若く、次の大会で主力となる可能性は十分にある。