グループステージの初戦でサウジアラビアに敗れたものの、最終的に決勝トーナメント進出に成功したアルゼンチン代表。
1戦目はメッシのPKのみに終わったが、2戦目はメッシとエンソ・フェルナンデス、3戦目はマク・アリステルとフリアン・アルバレスがゴールを決めるなど、徐々に攻撃が形になってきている。
この内、エンソ・フェルナンデス、マク・アリステル、フリアン・アルバレスはワールドカップ初ゴール。現在全員23歳以下であり、これからアルゼンチン代表を支えていくことになるだろう。
#Qatar2022
— Selección Argentina 🇦🇷 (@Argentina) December 1, 2022
Confirmen si todos gritamos el gol como Enzo Fernández 🙋🏻♂️🙋🏻 pic.twitter.com/1KoKt5RHa5
一方のメッシは、今回が自身5大会目のワールドカップであり、数々のゴールを積み重ねてきた。本人は「最後のワールドカップになるかもしれない」と話しており、カタールワールドカップは彼にとって特別な大会になる。
今回は、アルゼンチン代表のワールドカップにおける得点ランキングを見ていこう。
5位 マリオ・ケンペス(6得点)
第5位は、マラドーナより上の世代でアルゼンチン代表で活躍したマリオ・ケンペス。代表に選ばれたのは、1974年、1978年、1982年だが、ゴールを決めたのは1978年(6得点)のみである。
1978年といえば、アルゼンチン代表が自国開催で優勝した大会。オランダとの決勝では延長戦で決勝ゴールを決めるなど、印象的なゴールが多かった。
現在「マリオ・ケンペス」という名は、出身地であるコルドバ州のスタジアム(タジェレスの本拠地)につけられている。
3位タイ ギジェルモ・スタービレ(8得点)
3位タイの一人目は、ギジェルモ・スタービレ。1930年の第一回ワールドカップのみに出場し、同大会で8得点を記録した。アルゼンチン代表は決勝まで進んだが、開催国のウルグアイに敗れ、準優勝という結果に終わった。
3位タイ ディエゴ・マラドーナ(8得点)
二人目は、往年のアルゼンチン代表の象徴とも言えるディエゴ・マラドーナ。1982年、1986年、1990年、1994年のワールドカップに出場した。ゴールを決めたのは、1982年(2得点)、1986年(5得点)、1994年(1得点)。
マラドーナで最も象徴的な大会は、1986年のメキシコ大会。神の手ゴールや5人抜きゴールが生まれたのも同大会であり、アルゼンチン代表を2回目の優勝に導いた。
2位 ガブリエル・バティストゥータ(10得点)
アルゼンチン代表としてワールドカップで2番目に多く得点を決めているのは、ガブリエル・バティストゥータ。1994年、1998年、2002年の3大会に出場した。ゴールを決めたのは、1994年(4得点)、1998年(5得点)、2002年(1得点)。
日本代表サポーターとしては、バティストゥータに対して苦い思い出があるだろう。日本が初出場となった1998年大会では、初戦でアルゼンチン代表と対戦したが、唯一ゴールを決めたのはバティストゥータだった。
1位 リオネル・メッシ(13得点)
1位は、現在のアルゼンチン代表の象徴リオネル・メッシ。プレースタイルや容姿から度々マラドーナと比較される。2006年、2010年、2014年、2018年、2022年と5大会連続でワールドカップに出場しており、これはクリスティアーノ・ロナウドらと並ぶ歴代最多タイ記録である。
ゴールを決めたのは、2006年(1得点)、2014年(4得点)、2018年(1得点)、2022年(7得点)となっている。