カタールワールドカップで1986年以来の優勝を成し遂げたアルゼンチン代表。メッシを中心に各選手がそれぞれの役割を果たし、悲願のトロフィーを獲得した。
今大会のアルゼンチン代表は、若手の躍動が目立った。FWのフリアン・アルバレス、MFのエンソ・フェルナンデス、DFのクリスティアン・ロメロと各ポジションで次の世代を担う選手たちが中心として活躍した。
Transfermarktでは、各選手の市場価値の上下が日々更新されているが、優勝から5日後には複数の優勝メンバーの更新が見られた。
今回は、12月26日時点で市場価値が上昇したアルゼンチン代表優勝メンバーたちを紹介していこう。
※カッコ内は「最新市場価値」「前回発表された11月上旬からの上がり幅」の順
クリスティアン・ロメロ(6000万ユーロ、+500万)
アルゼンチン代表の守備の要として活躍したロメロ。対人能力に優れており、簡単には突破を許さない強度の高い守備が特徴だ。
エンソ・フェルナンデス(5500万ユーロ、+2000万)
アンカーとして攻守に渡って存在感を示した。パス能力はもちろんのこと、クリーンな守備も特徴的で、上手くチームのバランスを保った。
フリアン・アルバレス(5000万ユーロ、+3200万)
フランス代表ジルーに並ぶ、大会3位タイの4得点を記録したフリアン・アルバレス。前線からの激しいプレッシャーにより、メッシの守備の穴を支えた。
アレクシス・マク・アリステル(4200万ユーロ、+1000万)
メッシさながらの足元の技術を兼ね備えるマク・アリステル。攻撃的ミッドフィルダーとして攻撃に厚みをもたらした。
ロドリゴ・デパウル(4000万ユーロ、+500万)
今大会最も欠かせない選手の一人であった。ピッチを縦横無尽に駆け回り、攻守に渡って数的有利を作り出した。フリアン・アルバレスと共にメッシの守備の穴をカバーした。
エミリアーノ・マルティネス(2800万ユーロ、+300万)
怖いもの知らずな精神力でチームを優勝に導いた。オランダとの準々決勝、フランスとの決勝でのPK戦は圧巻だった。
ナウエル・モリーナ(2200万ユーロ、+400万ユーロ)
右サイドバックの主力としてチームを支えたモリーナ。果敢な攻撃参加が特徴的で、中に入るメッシと入れ替わりで外から回る姿が印象的だった。