アルゼンチンリーグ(リーガ・プロフェシオナル2022)もいよいよ大詰めを迎えている。26節まで終了し、残すところ1試合。1位のボカジュニアーズ(勝ち点51)と2位ラシンクラブ(勝ち点50)の一騎打ちだ。
ボカの最終戦の相手はインデペンディエンテ。名門クラブではあるが、今シーズンは低迷している。
一方でラシンの相手はリーベルプレート。アルゼンチンを代表する強豪クラブだ。
面白いことにそれぞれの対戦相手がお互いのライバルチームとなっている。ボカはリーベルのライバル、ラシンはインデペンディエンテのライバルである。
先述の通り勝ち点差は1。ボカは勝利するか、引き分けでもラシンが引き分けor負けで優勝が決まる。また、仮に負けたとしてもラシンが負ければ王者となる。ラシンは何が何でも勝つ必要がある。
一番厄介なのはボカが負けてラシンが引き分けた場合。勝ち点が51で並ぶのだが、アルゼンチンリーグは勝ち点や直接対決の成績では優勝が決まらず、プレーオフとして1試合中立地で直接対決が行われる。そこで勝利したほうが王者となるのだ。
今回はアルゼンチンリーグにおける優勝回数ランキングを紹介していこう。
国内リーグ戦のみ
1位 リーベルプレート(36回)
2位 ボカジュニアーズ(34回)
3位 ラシンクラブ(18回)
4位 インデペンディエンテ(16回)
5位 サンロレンソ(15回)
各種カップ戦も含むと以下の通り。
1位 ボカジュニアーズ(72回)
2位 リーベルプレート(69回)
3位 インデペンディエンテ(45回)
4位 ラシンクラブ(37回)
5位タイ アルムニ(22回)
5位タイ サンロレンソ(22回)
リーグ戦のみだとリーベルプレートの優勝回数が最も多く36回。しかし、国内カップ戦やリベルタドーレスを含めるとボカが72回で最も多くなっている。ちなみにリーベルプレートは69回。
全コンペティションの優勝回数ランキング5位に入っているアルムニは、現在は存在しないクラブ。1890年代から1910年代にかけて猛威を振るったが、様々な問題により消滅した。