日本時間12月14日4:00、カタールワールドカップ準決勝の1試合目、アルゼンチン対クロアチアの一戦が行われる。アルゼンチンはオランダを、クロアチアはブラジルを破って勝ち上がってきた。
準々決勝では両者ともにPK戦までもつれ込む激戦。アルゼンチンはイエローカードが大量に出る荒れた試合、一方のクロアチアは最終盤に追いつくという底力を見せた試合だった。
アルゼンチンとクロアチアは過去に5回対戦し、2勝1分2敗と完全な五分五分となっている。
今回はこれらの直接対決を振り返っていこう。
1994年国際親善試合(0-0の引き分け)
クロアチアはダヴォール・シューケル、アルゼンチンはガブリエル・バティストゥータというエースストライカーを擁しての初対戦。結果はスコアレスドローに終わった。
1998年フランスW杯グループステージ(1-0でアルゼンチン勝利)
1998年のワールドカップでは、同じグループに入った。第3節で対峙したが、すでに両者ともに決勝トーナメント進出を決めていた。結果はアルゼンチンが1-0で勝利し、アルゼンチンが1位通過となった。
2006年国際親善試合(3-2でクロアチア勝利)
開始早々から試合が動いた。3分でクロアチアが先制するも、4分、6分のテベスとメッシのゴールでアルゼンチンが逆転に成功。しかし、後半にダリヨ・スルナなどのゴールでクロアチアが再び逆転し、3-2で勝利した。
2014年国際親善試合(2-1でアルゼンチン勝利)
ブラジルワールドカップ終了後の試合。クロアチアが前半に先制するも、後半にアルゼンチンが逆転に成功し、2-1でアルゼンチンが勝利した。
2018年ロシアW杯グループステージ(0-3でクロアチア勝利)
1998年以来5大会ぶりに同じグループに入った。前半は0-0で折り返したが、後半にアルゼンチンのGKカバジェロのミスによりクロアチアが先制すると、モドリッチのゴラッソやラキティッチのゴールでクロアチアが完勝した。