大舞台で活躍する古橋選手にいかにしてメンタル面を安定させるかを聞いてみました。サッカー選手だけでなく、一般人にも通ずることも多くあります。
1. いつも試合の時心がけていることは?
古橋選手:まずは自信を持ってプレーすること。感謝の気持ちを忘れないこと。今プレー出来ているのはみなさんのおかげです。たくさんの人のおかげでサッカーができているので、その人達への感謝の気持ちを忘れずに、ピッチに入る前に心の中で「ありがとう」と言ってから試合に挑むようにしています。
2. 昔から感謝の気持ちを忘れずに試合に臨んでいたのですか?
古橋選手:高校や大学の時からもそうですが、やはりプロになってからより感謝の気持ちは強くなりました。
3. 試合に出る時緊張することはありますか?
古橋選手:毎試合緊張します。最初に比べたら大分緊張しないようにはなりましたが、やはり緊張はします。でも、その緊張がワクワクに変わる。今は状況的にどうしても満員にはならないが、それでも僕たちの試合を楽しみにしてくれる、足を運んでくれるサポーターもいます。スタジアムには行けないけれど、ネットやテレビで見てくれるファンやサポーターの皆さんもいます。その人達の期待を、目では見えないが感じることができるので、いつもすごく楽しみにしています。
あえて緊張しないようにするのではなく、自然に何も考えずリラックスしながら入ります。入るときは感謝の気持ちを忘れずに、「やってやるぞ」と思いながら挑みます。
4. 失敗した時の気持ちの切り替え方を教えてください
古橋選手:終わってしまったことは仕方ないこと。試合中に考えないようにして、試合が終わってから考えるようにしています。ずっと悔しがったりしますが、それはその場で終わらせてポジティブに考えるようにしています。
5. 好調を維持するために大切なことは何ですか?
古橋選手:今までもそうですし、今年もそう。僕が点を決められているのは皆の支えがあって、すごく良いパスをくれるからこそ決められています。それを決め切ることで信頼関係ができていると思います。ただ、好調を維持することは難しいこと。でもその好調を維持するだけではなくて、「波をいかに激しくしないか」「いかに同じくらいの波で常にいられるか」ということがすごく大事だと思います。
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