プレミアリーグでは優勝争い、CL圏争い、ラ・リーガではCL圏争い、残留争い、セリエAでは優勝争い、残留争いがクライマックスを迎えている。5月はドラマティックな月になるに違いない。
それでは今週もピックアップマッチをご紹介。
リバプールvsトッテナム
CL準決勝でビジャレアルに勝利し、17-18シーズンぶりにレアルマドリーとの決勝で雪辱を誓うリバプール。驚くことに同クラブは年明けからCL準々決勝2ndlegのインテル戦(トータルスコアで勝利)以外負けなし。
ましてや4月上旬からベンフィカ2回、シティ2回、ユナイテッド、ニューカッスル、ビジャレアルと過密日程+強豪クラブとの対戦が重なっているのにも関わらずだ。
そして今節対戦するのが、トッテナムだ。リバプールにとってこのクラブも難しい相手になることは間違いない。
現在、プレミアリーグ5位につけるトッテナムは4位のアーセナルと勝ち点差2とCL出場権を争っている。前節は難敵レスター相手にソン・フンミンのスーパーゴールなどで勝利を収めており、チームの雰囲気は良いだろう。
トッテナムは今節のリバプール戦の次はアーセナルとのビッグロンドンダービーを控えており、重要な試合が続く。シーズン終盤の重要な連戦が続くが、まずはリバプール相手にどのような戦いを見せるだろうか。
CL出場権を争うトッテナム、プレミアリーグ優勝を争うリバプールのこの一戦は今シーズンのハイライトになるかもしれない。
キックオフ:日本時間5月8日早朝3:45
次節はホームでトッテナム・ホットスパー戦🔴✊#LIVTOT pic.twitter.com/XR6pDdrNkJ
— LFC Japan (@LFCJapan) May 5, 2022
アトレティコ・マドリードvsレアル・マドリード
前節でラ・リーガ優勝が決まったレアル。対するは昨シーズンの王者アトレティコだ。つい最近の報道で、アトレティコは今節のワンダ・メトロポリターノのホーム戦でラ・リーガ優勝を祝福する花道、通称パシージョス(pasillos)を作らないことを表明した。
一方レアルは昨日の早朝に行われたチャンピオンズリーグ準決勝2ndlegでPSG戦、チェルシー戦と同じように大逆転劇を起こし見事シティに勝利した。今季絶好調のレアルはラ・リーガも優勝しており、残す大一番はCLの決勝のみとなった。
しかし今節のマドリーダービーはスポーツの成績云々よりも意地と意地のぶつかり合いになるだろう。元より、アトレティコにとってラ・リーガはまだ終わっておらず、むしろ佳境を迎えている。
4位のアトレティコは5位のベティスと3点差。ベティスも今節で2位バルセロナとの対戦を控えておりここが峠と言えるだろう。そんな中でレアルとの一戦は一矢報いるチャンスでもあると言える。
そんな中でレアルとの一戦は一矢報いるチャンスでもあるだろう。ただし公式戦直近の数試合でほとんど得点を奪えていないアトレティコは攻撃陣、特にビルドアップをどう改善するかが課題となってくるだろう。
キックオフ:日本時間5月9日早朝4:00
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