1月1日から2023年冬の移籍市場が開幕した。欧州リーグの場合、シーズン途中の移籍となるので適応期間が短いこともあり、選手にとってもクラブにとっても簡単な移籍ではない。だが、選手の長期離脱の怪我で悩まされるクラブや、成績が悪いため監督を変更して戦術も変わるクラブもあるため、即戦力を補強せざるを得ない場合もある。
今回はALLSTARS CLUBスタッフが選ぶ、冬の移籍市場で加入して成功したベスト5をご紹介しよう。ラ・リーガファンのスタッフの目線のため、ラ・リーガで活躍した選手が多く選出されていることは予めご了承いただきたい。
5位 エドガー・ダーヴィッツ
2004年 ユベントス→バルセロナ(ローン)
ロナウジーニョが加入したシーズンの冬、ローン移籍の形で残りのシーズンをバルセロナで戦ったダーヴィッツ。ロナウジーニョ時代のバルセロナは圧勝していたイメージが強いかと思うが、03-04シーズンの序盤は結果が出ずに苦しんだ。ダーヴィッツの加入のおかげで中盤が安定し、結果はリーグ2位。
4位 パブロ・アイマール
2001年 リーベル→バレンシア
メッシの憧れの選手であるアイマールは、母国リーベルでの活躍後にバレンシアへ移籍した。黄金時代のバレンシアではラ・リーガを2度優勝、UEFAカップ(前EL)とチャンピオンズリーグ決勝まで導いた。
Remember the days when Pablo Aimar ran the @valenciacf midfield? Who is your all-time #B1With_Valencia hero? pic.twitter.com/RpxX76Wc5j
— GOAL (@goal) April 24, 2014
3位 ルイス・スアレス
2011年 アヤックス→リバプール
2011年の冬にプレミアリーグの名門クラブ、リバプールに加入。同クラブでは82ゴールを記録し、プレミアリーグの得点王に輝き、世界的なストライカーにまで成長した。
2位 ダニ・アウベス
2003年 バイ―ア→セビージャ
移籍金がわずか55万ユーロと、ほぼ無名な選手を獲得したセビージャ。5シーズンセビージャでプレーしてコパ・デル・レイ、スーペルコパ、UEFAカップ(2度)とUEFAスーパーカップを獲得した。その後はバルセロナへ3,550万ユーロで移籍して、今となっては最も獲得タイトル数が多い選手となっている。
1位 マルセロ
2007年 フルミネンセ→レアル・マドリ―
フェルナンド・ガゴ、ゴンサロ・イグアインと同時加入したマルセロ。16シーズンプレーし、キャプテンも務めた。チャンピオンズリーグ5度優勝の他、数々のタイトルを獲得し、レジェンドとなった。
🗓️ #OTD in 2007: Marcelo joined Real Madrid from Fluminense! ✍️#UCL pic.twitter.com/nMjV32AKiJ
— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) January 1, 2021